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神戸大学/2001年度/前期

神戸大学 2001年 数学 第5問解答・解説

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1問題

神戸大学2001年度第5問

白球3個、赤球2個、青球1個、合計6個の球の入っている袋がある。最初にA君が、次のルール(i)、(ii)に従って袋から球を1個または2個取り出す。次にB君が同じルールに従って、袋に残った球を1個または2個取り出す。ただし、いったん取り出した球は元の袋には戻さないものとする。

(i) 取り出した1個目が赤球ならば、2個目を取り出すことはできない。

(ii) 取り出した1個目が赤球以外ならば、さらに1個だけ取り出す。 白球は1点、赤球は2点、青球は3点とし、取り出した球の合計点を各自の得点とする。このとき次の問に答えよ。

(1) A君とB君の得点が同じになる確率 p1p_{1} を求めよ。

(2) A君の得点がB君の得点より大きくなる確率 p2p_{2} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)p1=3/10(1) p_1=3/10。 (2)p2=7/20(2) p_2=7/20。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

球を一時的に区別し、6個の球の順列 6!=7206!=720 通りを等確率とみなす。順列の先頭からAの規則に従って必要な球を読み、続きからBの規則に従う。操作終了後の未使用球の並びは得点に影響しないが、全順列を同じ分母で数えるために含める。

各得点の組を数えると次表になる。例えば (A,B)=(2,2)(A,B)=(2,2) は、Aが最初に赤を引く場合の寄与が 26(15+3524)=16,\displaystyle \frac26\left(\frac15+\frac35\frac24\right)=\frac16, Aが白を続けて2個引く場合の寄与が 362524=110.\displaystyle \frac36\frac25\frac24=\frac1{10}. 従ってこの表の該当欄は 720(16+110)=192\displaystyle 720(\frac16+\frac1{10})=192 通り。同じ方法で他の欄も数えた。 A得点\B得点2345計21926096363843602448121444964800144536120048計38414414448720\begin{array}{c|rrrr|r} \text{A得点}\backslash\text{B得点}&2&3&4&5&\text{計}\\ \hline 2&192&60&96&36&384\\ 3&60&24&48&12&144\\ 4&96&48&0&0&144\\ 5&36&12&0&0&48\\ \hline \text{計}&384&144&144&48&720 \end{array} 同点の欄は 192+24=216192+24=216 通りなので p1=216720=310.\displaystyle p_1=\frac{216}{720}=\frac3{10}. Aの得点がBより大きい欄は 60+96+48+36+12=25260+96+48+36+12=252 通りだから p2=252720=720.\displaystyle p_2=\frac{252}{720}=\frac7{20}.

球に仮の区別を付けた 720720 通りの順列で、AとBが規則に従って止まる位置まで読み、得点の組を数える。同点欄の合計は 216216、A>Bの欄の合計は 252252 なので、確率はそれぞれ 310\displaystyle \frac3{10}、720\displaystyle \frac7{20}。

この問題で使う考え方

  • 非復元抽出の条件付き確率
  • 得点ペアの数え上げ

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