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神戸大学/2005年度/前期

神戸大学 2005年 数学 第3問解答・解説

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1問題

神戸大学2005年度第3問

aa を実数とし、a>1a>1 とする。点 P(1,a)P(1,a) を通り、円 C:x2+y2=1C:x^2+y^2=1 と接する2本の直線のうち、x=1x=1 とは異なる直線を ℓ\ell とする。ℓ\ell と xx 軸の交点を QQ とする。次の問に答えよ。(配点30点)

(1) A(1,0)A(1,0) とする。線分 QAQA の長さ LL を aa を用いて表せ。

(2) 三角形 PQAPQA の面積を SS とする。aa が a>1a>1 の範囲を動くとき、SS の最小値とそのときの aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    L=2a2a2−1\displaystyle L=\frac{2a^2}{a^2-1}。
  • (2)
    最小値 332\displaystyle \frac{3\sqrt3}{2}。達成する a=3a=\sqrt3。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

ℓ\ell の傾きをmとおく。直線は y=m(x−1)+ay=m(x-1)+a。円との交点のx座標は (1+m2)x2+2m(a−m)x+(a−m)2−1=0(1+m^2)x^2+2m(a-m)x+(a-m)^2-1=0 を満たす。接線条件として判別式を0とすると (a−m)2=1+m2,a2−2am=1,m=a2−12a>0.\displaystyle (a-m)^2=1+m^2,\qquad a^2-2am=1,\qquad m=\frac{a^2-1}{2a}>0. Q=(xQ,0)Q=(x_Q,0) とすると 0=m(xQ−1)+a0=m(x_Q-1)+a より xQ=1−am=−a2+1a2−1<0.\displaystyle x_Q=1-\frac{a}{m}=-\frac{a^2+1}{a^2-1}<0. 従って L=QA=1−xQ=2a2a2−1.\displaystyle L=QA=1-x_Q=\frac{2a^2}{a^2-1}. 三角形PQAの底辺をQA、高さをaとすると S=12La=a3a2−1.\displaystyle S=\frac12La=\frac{a^3}{a^2-1}. 微分すると S′(a)=a2(a2−3)(a2−1)2.\displaystyle S'(a)=\frac{a^2(a^2-3)}{(a^2-1)^2}. よってSは 1<a<31<a<\sqrt3 で減少し、a>3a>\sqrt3 で増加する。最小値は a=3a=\sqrt3 のとき S=332.\displaystyle S=\frac{3\sqrt3}{2}.

接線の重解条件を判別式で処理し、x切片が負と確認してQAを絶対値込みで求めた。Sの導関数の符号変化は定義域a>1で一度だけである。

この問題で使う考え方

  • 接線条件と判別式
  • 座標幾何
  • 微分による最小化

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