採用解説: MM-97c85b1a92d2-Q1 結論 (1)f′′(x)=−{b+(a−b)x}2(a−b)2<0.(2)c=log(a/b)1−a−bb(0<c<1) が唯一の解.(3)ax+b(1−x)≧axb1−x(0≦x≦1), 等号は x=0,1. (1) d=a−b>0 とおくと、ax+b(1−x)=b+dx である。したがって f′(x)=b+dxd−logba,f′′(x)=−(b+dx)2d2. b+dx≧b>0 だから、0<x<1 で f′′(x)<0 である。
(2) r=ba>1 とおく。f′(c)=0 を解くと c=logr1−r−11. これが区間内にあることを示す。関数 p(r)=r−1−logr,q(r)=logr−1+r1 について、p(1)=q(1)=0 であり、r>1 では p′(r)=1−r1>0,q′(r)=r2r−1>0. よって rr−1<logr<r−1. したがって logr1>r−11,logr1<r−1r, ゆえに 0<c<1 である。また、(1) より 0<u<v<1 なら f′(u)>f′(v) が成り立つので、f′(c)=0 をみたす c はただ一つである。
(3) f(0)=f(1)=0 である。上の大小関係と f′(c)=0 から、0<x<c では f′(x)>0、c<x<1 では f′(x)<0 である。したがって f は 0≦x≦c で増加し c≦x≦1 で減少するので、 f(x)≧0(0≦x≦1) であり、等号は x=0,1 のときに限る。さらに、対数の性質より f(x)=log(axb1−xax+b(1−x)). 分子・分母は正であり、対数関数は増加するから axb1−xax+b(1−x)≧1, すなわち ax+b(1−x)≧axb1−x. 等号は x=0,1 で成立する。