神戸大学/2009年度/前期
神戸大学 2009年 数学 第4問解答・解説
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1問題
大小2つのサイコロを同時に1回投げて、大きいサイコロの出た目の数 、および小さいサイコロの出た目の数 に応じて得点を競うゲームを考える。ただし、このゲームには6種類の得点 ()があって、それぞれ、次の規則で定められているとする。 ここで、 は実数の定数である。また、得点 の期待値を とする。このとき、以下の問に答えよ。(配点30点)
(1) のとり得る値に対する得点 および の値を、答案用紙の表にそれぞれ記入せよ。
(2) を求めよ。
(3) となるような はあるか。あれば求め、なければそのことを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
36個の等確率な順序付き結果を用い、X3・X4の表を作成する。期待値の差は規則が変わるAの行だけで計算し、すべての隣接差が0になる条件を求める。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
大小のサイコロの結果 は 通りあり、いずれも同様に確からしい。
(1) 行を 、列を の順とする。規則に従って各値を入れると、次の表を得る。
(2) が0でない可能性があるのは の場合だけである。このとき、 に対する差は順に となる。36通りを等確率で平均すると
(3) とする。 なら は同じ規則で定まり、 ならどちらも である。したがって期待値の差に寄与するのは の場合だけである。この場合、 なら差は 、 なら差は だから よって となるには、この値が のすべてで0でなければならない。特に の式を引くと 、これを代入して を得る。この組ではすべての について差が0となるので、条件を満たす。さらに のとき、固定した に対して 全体の得点合計は であり、 の場合も合計は である。したがって各 の期待値は と一致する。結論は 。
この問題で使う考え方
- 積の法則
- 期待値
- 確率の基本法則
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