(1) 共通分母を払うと 2ak+6b=p(k+1)(k+3)+qk(k+3)+rk(k+1) がすべての自然数 k で成り立つ。両辺の差は高々2次の多項式であり、無限個の k で0となるから恒等的に0である。したがって k=0,−1,−3 を代入でき、 3p=6b,−2q=−2a+6b,6r=−6a+6b. よって p=2b,q=a−3b,r=b−a.
(2) b=0 のとき、(1)より xk=k+1a−k+3a である。よって隣り合う項を消去すると k=1∑nxk=a(21+31−n+21−n+31)(n≧3).
a=0 のときは xk=k2b−k+13b+k+3b だから k=1∑nxk=b{2k=1∑nk1−3k=1∑nk+11+k=1∑nk+31}. 分母 4,5,…,n の項は係数 2−3+1=0 となって消え、分母 1,2,3,n+1,n+2,n+3 の項をまとめると k=1∑nxk=b(2−21−31−n+12+n+21+n+31)=b(67−n+12+n+21+n+31)(n≧4).
(3) (1)を用いた部分和を Sn とすると Sn=2bk=1∑nk1+(a−3b)k=1∑nk+11+(b−a)k=1∑nk+31. n≧3 では分母 4,…,n の項の係数は 2b+(a−3b)+(b−a)=0 である。分母 1,2,3,n+1,n+2,n+3 の項をまとめると Sn=2b+(a−b)(21+31)−n+12b+(b−a)(n+21+n+31)=65a+7b−n+12b+n+2b−a+n+3b−a. 最後の3項は n→∞ で0に収束するため、部分和は有限の極限をもち、 k=1∑∞xk=n→∞limSn=65a+7b.