さいころ3回の出方はすべて同様に確からしく、その総数は63=216通りである。(1) x=1が解である条件は1−a+b=0、すなわちb=a−1である。 bは2回目と3回目の出目の和だから、ab=a−1(2,3)回目の出方321432543654となる。a=1,2ではb<2なので該当しない。したがって有利な出方は1+2+3+4=10通りであり、求める確率は21610=1085である。(2) (∗)が整数解rをもつとする。解と係数の関係より、もう一つの解をsとするとr+s=aだからs=a−rも整数である。またrs=bであり、bは2回目と3回目の出目の和なのでb≧2>0である。よってr,sは同符号である。一方r+s=a≧1だから、r,sはともに正の整数である。もし両方が3より大きければ、整数なのでr+s≧4+4=8となるが、a≦6に反する。したがって少なくとも一方の解は3以下である。(3) (2)より、整数解をもつ出方では正整数の解r,sの和がaである。解の順序を区別せず、各aについて組と積b=rsを挙げる。2回目・3回目の出目は順序を区別するので、和がbとなる出方の数も数えると次の通りである。a123456(r,s)の組なし(1,1)(1,2)(1,3),(2,2)(1,4),(2,3)(1,5),(2,4),(3,3)b=rs−123,44,65,8,9和がbとなる出方数0012+3=53+5=84+5+4=1327ここで、例えば和がbとなる順序つきの出方数はb=2,3,4,5,6,8,9に対してそれぞれ1,2,3,4,5,5,4である。a=2では必要なb=1が出ない。表より有利な出方は計27通りだから、求める確率は21627=81である。