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神戸大学/2021年度/前期

神戸大学 2021年 数学 第1問解答・解説

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1問題

神戸大学2021年度第1問

ii を虚数単位とする。以下の問に答えよ。(配点30点)

(1) n=2,3,4,5n=2,3,4,5 のとき (2+i)n(2+i)^n を求めよ。またそれらの虚部の整数を10で割った余りを求めよ。

(2) nn を正の整数とするとき (2+i)n(2+i)^n は虚数であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

判定 採用。 原文 PDF p.2 の問1(1)(2)と指定旧答 A055 を照合。複素数の累乗、10で割った余り、虚部が非零であることの証明はいずれも正しい。表示タグの差分はない。

数学確認 z=2+iz=2+i として順に掛けると z2=3+4i,z3=2+11i,z4=−7+24i,z5=−38+41i.z^2=3+4i,\quad z^3=2+11i,\quad z^4=-7+24i,\quad z^5=-38+41i. 虚部の10で割った余りは順に 4,1,4,14,1,4,1。

一般に w=2+iw=2+i, wm=am+bmiw^m=a_m+b_mi と書くと w3=w+10iw^3=w+10i より wm+3=wm+1+10iwm.w^{m+3}=w^{m+1}+10iw^m. 10iwm=−10bm+10ami10iw^m=-10b_m+10a_mi の虚部は10の倍数なので、bm+3≡bm+1(mod5)b_{m+3}\equiv b_{m+1}\pmod5。従って bnb_n は指数を2ずつ減らしても5を法とする余りを保ち、奇数 nn なら b1=1b_1=1、偶数 nn なら b2=4b_2=4 と同じ余りになる。いずれも0でないため、すべての正整数 nn で虚部は非零。

指定旧答 A055 と結論・論証は一致する。

この問題で使う考え方

  • 複素数の四則演算
  • 約数・倍数

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