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京都大学/2004年度

京都大学 2004年 数学 第2問解答・解説

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1問題

京都大学2004年度第2問配点 35点

α > 0 とし,x > 0 で定義された関数 f(x) = (e/x^α − 1)(log x)/x を考える。y = f(x) のグラフより下側で x 軸より上側の部分の面積を α であらわせ。ただし,e は自然対数の底である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (e−5/2)/α2(e - 5/2)/α^2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

まず α>0 より e1/α>1 である。exα−1>0、すなわち x<e1/α,log⁡x>0、すなわち x>1.したがって f(x)>0 となるのは 1<x<e1/α である。 面積を S とすると、S=∫1e1/α(exα−1)log⁡xx dx(t=log⁡x)=∫01/αt(e1−αt−1) dt(s=αt)=1α2∫01s(e1−s−1) ds.ここで部分積分により ∫01se1−s ds=e[−(s+1)e−s]01=e−2,∫01s ds=12.∴S=(e−2)−12α2=e−52α2.\displaystyle \text{まず }\alpha>0\text{ より }e^{1/\alpha}>1\text{ である。}\quad \frac{e}{x^\alpha}-1>0\text{、すなわち } x<e^{1/\alpha},\qquad \log x>0\text{、すなわち } x>1. \text{したがって }f(x)>0\text{ となるのは }1<x<e^{1/\alpha}\text{ である。}\text{ 面積を }S\text{ とすると、} \begin{aligned}S&=\int_1^{e^{1/\alpha}}\left(\frac{e}{x^\alpha}-1\right)\frac{\log x}{x}\,dx\quad(t=\log x)\\&=\int_0^{1/\alpha}t\left(e^{1-\alpha t}-1\right)\,dt\quad(s=\alpha t)\\&=\frac1{\alpha^2}\int_0^1s\left(e^{1-s}-1\right)\,ds. \end{aligned}\text{ここで部分積分により }\int_0^1se^{1-s}\,ds=e\left[-(s+1)e^{-s}\right]_0^1=e-2,\quad \int_0^1s\,ds=\frac12. \therefore\quad S=\frac{(e-2)-\frac12}{\alpha^2}=\boxed{\frac{e-\frac52}{\alpha^2}}.

この問題で使う考え方

  • 指数関数のグラフ・増減
  • 対数関数のグラフ・増減
  • 置換積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 部分積分法
  • 曲線で囲まれた面積

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