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京都大学/2005年度

京都大学 2005年 数学 第1問解答・解説

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1問題

京都大学2005年度第1問配点 35点

xy 平面上の原点と点(1, 2)を結ぶ線分(両端を含む)を L とする.曲線 y = x² + ax + b が L と共有点を持つような実数の組(a, b)の集合を ab 平面上に図示せよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

線分 LL は xyxy 平面上の原点と点 (1,2)(1,2) を結ぶ(両端を含む)。曲線 y=x2+ax+by=x^2+ax+b が LL と共有点をもつような実数の組 (a,b)(a,b) の集合を abab 平面上に図示せよ。

解答

線分 LL 上の点は (x,2x)(x,2x)(0≦x≦10\le x\le1)と表せる。曲線との共有点がある条件は、0≦x≦10\le x\le1 を満たすある xx について x2+ax+b=2x,すなわちb=ϕa(x):=−x2+(2−a)xx^2+ax+b=2x, \quad\text{すなわち}\quad b=\phi_a(x):=-x^2+(2-a)x となることである。よって、各 aa に対し bb は ϕa\phi_a の 0≦x≦10\le x\le1 の範囲の値域を動く。

ϕa\phi_a は係数が −1-1 の二次関数で、頂点の xx 座標は 1−a/21-a/2、端点の値は ϕa(0)=0, ϕa(1)=1−a\phi_a(0)=0,\ \phi_a(1)=1-a である。これらを比べると、求める集合は {0≦b≦1−a,a≦0,0≦b≦(2−a)2/4,0≦a≦1,1−a≦b≦(2−a)2/4,1≦a≦2,1−a≦b≦0,a≧2.\begin{cases} 0\le b\le1-a,&a\le0,\\ 0\le b\le(2-a)^2/4,&0\le a\le1,\\ 1-a\le b\le(2-a)^2/4,&1\le a\le2,\\ 1-a\le b\le0,&a\ge2. \end{cases} である。すなわち下側境界は b=0b=0(a≦1a\le1)と b=1−ab=1-a(a≧1a\ge1)、上側境界は b=1−ab=1-a(a≦0a\le0)、b=(2−a)2/4b=(2-a)^2/4(0≦a≦20\le a\le2)、b=0b=0(a≧2a\ge2)からなる。境界を含む。

題「境界を含む」の枠付きグラフで、横軸aの目盛は −3 から 5、縦軸bの目盛は −4 から 4。求める (a,b) の集合を水色で塗っている。上側の境界は、左上から下がる直線 b=1−a(a≦0)が点(0,1)で曲線 b=(2−a)²/4(0≦a≦2)に滑らかにつながり、(2,0) から右は b=0 となる。下側の境界は (1,0) まで b=0 で、そこから右下へ下がる直線 b=1−a(a≧1)となる。境界はすべて含む。

この問題で使う考え方

  • 共有点条件を媒介変数化
  • 区間上の二次関数の値域
  • 頂点と端点の比較

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