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千葉大学/2005年度

千葉大学 2005年 数学 第7問解答・解説

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1問題

千葉大学2005年度第7問

(1) 次の不等式で表される領域を図示せよ。

log⁡10(−y2−2xy+y+x4−2x3−3x2+4x+1)≧log⁡10(−2x2+2x+1)\log_ {1 0} (- y ^ {2} - 2 x y + y + x ^ {4} - 2 x ^ {3} - 3 x ^ {2} + 4 x + 1) \geq \log_ {1 0} (- 2 x ^ {2} + 2 x + 1)

(2) x, y が (1) の不等式を満たすとき, x+yx + y の最大値と最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    1−32<x<1+32,x2−2x≦y≦1−x2.\displaystyle \frac{1-\sqrt3}{2}<x<\frac{1+\sqrt3}{2},\qquad x^2-2x\le y\le1-x^2.
  • (2)
    max(x+y)=5/4at(1/2,3/4);min(x+y)=−1/4at(1/2,−3/4)max(x+y)=5/4 at (1/2,3/4); min(x+y)=−1/4 at (1/2,−3/4)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

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独立数学解説

(1) 領域 U=−y2−2xy+y+x4−2x3−3x2+4x+1,V=−2x2+2x+1U=-y^2-2xy+y+x^4-2x^3-3x^2+4x+1,\quad V=-2x^2+2x+1 とおく。底10の対数は定義域で単調増加なので、原不等式は V>0V>0 かつ U−V≧0U-V\ge0 と同値である(この二条件なら U≧V>0U\ge V>0 も成立する)。差は U−V=x4−2x3−x2+2x−y2−2xy+y=(x2−2x−y)(x2+y−1).U-V=x^4-2x^3-x^2+2x-y^2-2xy+y =(x^2-2x-y)(x^2+y-1). また V>0V>0 を解くと 1−32<x<1+32.\displaystyle \frac{1-\sqrt3}{2}<x<\frac{1+\sqrt3}{2}. この範囲では V=(1−x2)−(x2−2x)>0V=(1-x^2)-(x^2-2x)>0 だから、積が非負となる条件は x2−2x≦y≦1−x2,1−32<x<1+32.\displaystyle \boxed{x^2-2x\le y\le1-x^2},\qquad \boxed{\frac{1-\sqrt3}{2}<x<\frac{1+\sqrt3}{2}}. すなわち二つの放物線の間で、両端の垂直線は含まない。

(2) x+yx+y の最大値・最小値 領域の上端では x+y≦1+x−x2=54−(x−12)2≦54\displaystyle x+y\le1+x-x^2=\frac54-(x-\frac12)^2\le\frac54。等号は x=12,y=34\displaystyle x=\frac12,y=\frac34 で成立する。 下端では x+y≧x2−x=(x−12)2−14≧−14\displaystyle x+y\ge x^2-x=(x-\frac12)^2-\frac14\ge-\frac14。等号は x=12,y=−34\displaystyle x=\frac12,y=-\frac34 で成立する。いずれの点でも V=3/2>0V=3/2>0 で、境界曲線上では U=VU=V だから原対数不等式を満たす。したがって max⁡(x+y)=54,min⁡(x+y)=−14.\displaystyle \boxed{\max(x+y)=\frac54},\qquad \boxed{\min(x+y)=-\frac14}.

単元・方法・テーマ 単元:数学II「対数関数」「二次関数」。方法:対数の単調性と定義域、因数分解、二次不等式、平方完成による最大最小。テーマ:対数不等式の領域と線形目的式の極値。

この問題で使う考え方

  • HS_II_LOG_MONOTONICITY
  • HS_II_TRUE_ARGUMENT_DOMAIN
  • HS_II_FACTORING
  • HS_I_QUADRATIC_INEQUALITY
  • HS_I_COMPLETING_SQUARE

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