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筑波大学/2008年度

筑波大学 2008年 数学 第1問解答・解説

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1問題

筑波大学2008年度第1問

p, q を正の実数とする。x の方程式

log⁡10(px)⋅log⁡10(qx)+1=0\log_{10} (p x) \cdot \log_{10} (q x) + 1 = 0

が1より大きい解をもつとき,点 (log⁡10p,log⁡10q)(\log_{10}p,\log_{10}q) の存在する範囲を座標平面上に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • {(a,b):a+b<0, ∣a−b∣≧2}∪{(a,b):ab<−1}\{(a,b):a+b<0,\space{}|a-b|\ge2\}\cup\{(a,b):ab<-1\}\quad 、ただし a=log⁡10p,b=log⁡10q\quad a=\log_{10}p,b=\log_{10}q\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

a=log⁡10p, b=log⁡10q, t=log⁡10xa=\log_{10}p,\ b=\log_{10}q,\ t=\log_{10}x とおく。p,q>0p,q>0 なので a,ba,b は実数であり、また x>1x>1 は t>0t>0 と同値である。方程式は g(t)=t2+(a+b)t+ab+1=0g(t)=t^2+(a+b)t+ab+1=0 となる。

a+b<0a+b<0 なら頂点 t0=−(a+b)/2t_0=-(a+b)/2 は正である。上に開く放物線が正の範囲で0になる条件は g(t0)≦0g(t_0)\le0。計算すると g(t0)=ab+1−(a+b)24=4−(a−b)24,\displaystyle g(t_0)=ab+1-\frac{(a+b)^2}{4}=\frac{4-(a-b)^2}{4}, よって条件は ∣a−b∣≧2|a-b|\ge2。等号の場合も t0>0t_0>0 の重解を持つ。

a+b≧0a+b\ge0 なら t>0t>0 で g′(t)=2t+a+b>0g'(t)=2t+a+b>0。したがって正の解がある条件は g(0)<0g(0)<0、すなわち ab<−1ab<-1。求める範囲は (a+b<0 かつ ∣a−b∣≧2)またはab<−1.\bigl(a+b<0\ \text{かつ}\ |a-b|\ge2\bigr)\quad\text{または}\quad ab<-1. 図ではこの二つの領域を塗り、その和集合を示す。

対数変数で二次方程式に直し、頂点が正にある場合と単調増加の場合に分けて、正の解の存在条件を整理する。

この問題で使う考え方

  • 対数変数の置換
  • 頂点による場合分け
  • 単調性と端点値

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