本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

千葉大学/2005年度

千葉大学 2005年 数学 第9問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

千葉大学2005年度第9問

A=(ab−1−a−1), E=(1001), O=(0000)A=\begin{pmatrix}a&b\\-1&-a-1\end{pmatrix},\ E=\begin{pmatrix}1&0\\0&1\end{pmatrix},\ O=\begin{pmatrix}0&0\\0&0\end{pmatrix} とする。

(1) A3=EA^{3}=E となるための必要十分条件を, a, b を用いて表せ。

(2) (1) の条件が成立するとき, すべての自然数 kk (k=1,2,⋯k = 1, 2, \cdots) に対して

A2k+A2k−1+E=OA ^ {2 ^ {k}} + A ^ {2 ^ {k - 1}} + E = O

であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

採用解説: MM-5b37e7b543d8-Q9 結論  (1) A3=EA^3=E(すなわち)b=a2+a+1b=a^2+a+1.   (2) A2k+A2k−1+E=O(k=1,2,…)A^{2^k}+A^{2^{k-1}}+E=O\quad(k=1,2,\ldots).    直接計算するとA2=(a2−b−b1(a+1)2−b)A^2=\begin{pmatrix}a^2-b&-b\\1&(a+1)^2-b\end{pmatrix}。d=b−a2−ad=b-a^2-aとおけばA2+A+dE=OA^2+A+dE=O。これよりA3=−A2−dA=(1−d)A+dEA^3=-A^2-dA=(1-d)A+dE。

(1) A3=EA^3=Eならば(1−d)(A−E)=O(1-d)(A-E)=O。A−EA-Eは下左成分が−1-1で零行列ではないのでd=1d=1、すなわちb=a2+a+1b=a^2+a+1。逆にd=1d=1ならA2+A+E=OA^2+A+E=Oであり、(A−E)(A2+A+E)=A3−E=O(A-E)(A^2+A+E)=A^3-E=OだからA3=EA^3=E。よって必要十分条件はb=a2+a+1b=a^2+a+1。

(2) (1)よりA3=EA^3=EかつA2+A+E=OA^2+A+E=O。任意のk≧1k\ge1について、2k2^kと2k−12^{k-1}を3で割った余りは1と2の組(順はkにより入れ替わる)。A3=EA^3=Eより指数を3で割った余りだけで行列のべきが定まり、したがってA2k+A2k−1=A+A2A^{2^k}+A^{2^{k-1}}=A+A^2。ゆえにA2k+A2k−1+E=A2+A+E=OA^{2^k}+A^{2^{k-1}}+E=A^2+A+E=O。

この問題で使う考え方

  • 行列を用いた表現

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。