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京都大学/2013年度

京都大学 2013年 数学 第4問解答・解説

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1問題

京都大学2013年度第4問配点 35点

−π/2≦x≦π/2における cos x+(√3/4)x² の最大値を求めよ。ただしπ>3.1および√3>1.7が成り立つことは証明なしに用いてよい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 最大値 3π216\displaystyle \frac{\sqrt3\pi^2}{16}。x=±π2\displaystyle x=\pm\frac\pi2でとる。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=cos⁡x+34x2\displaystyle f(x)=\cos x+\frac{\sqrt3}{4}x^2 は偶関数なので 0≦x≦π/20\le x\le\pi/2 で最大を調べる。x>0x>0 では f′(x)=x(32−sin⁡xx).\displaystyle f'(x)=x\left(\frac{\sqrt3}{2}-\frac{\sin x}{x}\right). h(x)=sin⁡x/xh(x)=\sin x/x とおくと h′(x)=(xcos⁡x−sin⁡x)/x2h'(x)=(x\cos x-\sin x)/x^2。ここで k(x)=sin⁡x−xcos⁡xk(x)=\sin x-x\cos x は k(0)=0k(0)=0、k′(x)=xsin⁡x>0k'(x)=x\sin x>0 より正だから、h′(x)<0h'(x)<0。また lim⁡x→0+h(x)=1>3/2\displaystyle \lim\limits _{x\to0+}h(x)=1>\sqrt3/2、h(π/2)=2/π<3/2h(\pi/2)=2/\pi<\sqrt3/2。最後の不等式は問題で許された π>3.1\pi>3.1、3>1.7\sqrt3>1.7 から従う。よって0<c<π/20<c<\pi/2 を満たすただ一つの cc で h(c)=3/2h(c)=\sqrt3/2 となり、ff は 0≦x≦c0\le x\le c で減少、c≦x≦π/2c\le x\le\pi/2 で増加する。最大は端点で比較すればよい。 f(0)=1,f(π/2)=3π216>1.7⋅3.1216>1.\displaystyle f(0)=1,\qquad f(\pi/2)=\frac{\sqrt3\pi^2}{16}>\frac{1.7\cdot3.1^2}{16}>1. 偶関数性から最大値とその位置は 3π216(この値をとるのは x=±π2).\displaystyle \boxed{\frac{\sqrt3\pi^2}{16}\text{(この値をとるのは }x=\pm\frac\pi2\text{)}}.

−π2≦x≦π2\displaystyle -\frac\pi2\leq x\leq\frac\pi2で f(x)=cos⁡x+34x2\displaystyle f(x)=\cos x+\frac{\sqrt3}{4}x^2 は偶関数。sin⁡xx\displaystyle \frac{\sin x}{x}は0<x≦π2\displaystyle 0<x\leq\frac\pi2の範囲で、xが大きくなると必ず小さくなり、32\displaystyle \frac{\sqrt3}{2}との交点一つを境にfは減少後増加。最大は端点で、3π216>1\displaystyle \frac{\sqrt3\pi^2}{16}>1よりx=±π2\displaystyle x=\pm\frac\pi2。

この問題で使う考え方

  • 導関数の符号
  • sin x/x の単調性
  • 端点比較

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