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京都大学/2016年度

京都大学 2016年 数学 第2問解答・解説

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1問題

京都大学2016年度第2問配点 30点

素数 p,q を用いて pq+qpp^q+q^p と表される素数をすべて求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

p,qの対称性で p≦q とし、同じ素数の場合、両方奇素数の場合、一方が2の場合に分ける。偶奇と3による割り切れ方で除外し、残る値を素数判定する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 17

4解答

解答を見る途中式つきの解答

p,qp,q の対称性から、p≦qp\le q としてよい。

まず p=qp=q のとき pq+qp=2ppp^q+q^p=2p^p は 22 の倍数であり、p≧2p\ge2 より 2pp≧82p^p\ge8 なので素数ではない。

次に p<qp<q とする。p≧3p\ge3 ならば p,qp,q はともに奇素数であるから、pq+qpp^q+q^p は偶数である。また pq+qp>2p^q+q^p>2 なので素数ではない。

残るのは p=2<qp=2<q の場合である。このとき qq は奇素数である。q=3q=3 なら 23+32=172^3+3^2=17 であり、17<5\sqrt{17}<5 だから、1717 は 22 と 33 のいずれでも割り切れず素数である。

q≠3q\ne3 とすると、素数 q≧5q\ge5 は 33 で割ると余りが 11 または 22 であるため、q2q^2 を 33 で割った余りは 11 である。また qq は奇数なので 2q=2⋅(22)(q−1)/2≡2⋅1(q−1)/2≡2(mod3).2^q=2\cdot(2^2)^{(q-1)/2}\equiv 2\cdot1^{(q-1)/2}\equiv2\pmod3. したがって 2q+q22^q+q^2 は 33 で割り切れる。しかも q≧5q\ge5 だから 2q+q2>32^q+q^2>3 であり、素数ではない。

以上より、素数となる値は p,qp,q の順序が (2,3)(2,3) または (3,2)(3,2) のときの 1717 だけである。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数

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