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京都大学/2016年度

京都大学 2016年 数学 第3問解答・解説

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1問題

京都大学2016年度第3問配点 35点

四面体 OABC が次の条件を満たすならば,それは正四面体であることを示せ. 条件:頂点 A,B,C からそれぞれの対面を含む平面へ下ろした垂線は対面の外心を通る. ただし,四面体のある頂点の対面とは,その頂点を除く他の3つの頂点がなす三角形のことをいう.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 四面体 OABC の6本の辺の長さはすべて等しい。したがって OABC は正四面体である。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

原文・対象 固定PDF p.2の大問3。四面体OABCについて、頂点A,B,Cから各対面を含む平面へ下ろした垂線がその対面の外心を通るならば正四面体と示す。

点検した論証 Oを原点としてa=OA,b=OB,c=OCとする。対面OBCの外心をq_Aとする。垂線条件は(a−q_A)·b=(a−q_A)·c=0。q_AはO,B,Cから等距離なので、|q_A|²=|q_A−b|²からq_A·b=|b|²/2、同様にq_A·c=|c|²/2。従ってa·b=|b|²/2、a·c=|c|²/2。

B,Cについて同様に使うと a·b=|a|²/2、b·c=|c|²/2、a·c=|a|²/2、b·c=|b|²/2。これらを合わせて |a|²=|b|²=|c|²=r²、a·b=b·c=c·a=r²/2。ゆえに各側辺の二乗は |a−b|²=r²+r²−r²=r²、他の二辺も同じ。Oからの三辺もrなので六辺が等しく、正四面体。

分類 - 単元: 三角形の外心、空間ベクトルと内積。 - 方法: 外心の等距離条件を内積に変換し、対称な内積関係から辺長を比較。 - テーマ: 対面外心を通る高さによる正四面体の特徴づけ。

対象・入力記録

表示修復記録

前版の数式が数式モード外に出ていた箇所をインライン・別行数式に整形し、本文と式を読み分けられるようにした。数学的主張・計算・結論は変更していない。修復前ファイルは `history/transfer08-display-repair-20261001/MM-83467ae10b23-Q3/` に保存した。

この問題で使う考え方

  • 空間図形の性質
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

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