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京都大学/2021年度

京都大学 2021年 数学 第4問解答・解説

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1問題

京都大学2021年度第4問配点 30点

曲線 y=log⁡(1+cos⁡x)y = \log(1 + \cos x) の 0≦x≦π2\displaystyle 0 \leq x \leq \frac{\pi}{2} の部分の長さを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • L=2log⁡(1+2).L=2\log(1+\sqrt2).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

日本の高校数学での通常の表記に従い、log⁡\log を自然対数とする。曲線の弧長は L=∫0π/21+(y′)2 dx\displaystyle L=\int_0^{\pi/2}\sqrt{1+\left(y'\right)^2}\,dx で与えられる。微分すると y′=−sin⁡x1+cos⁡x=−tan⁡x2\displaystyle y'=\frac{-\sin x}{1+\cos x}=-\tan\frac{x}{2} となる。ここで 0≦x/2≦π/40\le x/2\le\pi/4 なので sec⁡(x/2)>0\sec(x/2)>0 であり、 1+(y′)2=1+tan⁡2x2=sec⁡x2.\displaystyle \sqrt{1+\left(y'\right)^2} =\sqrt{1+\tan^2\frac{x}{2}} =\sec\frac{x}{2}. 従って置換 u=x/2u=x/2 を用いて L=∫0π/2sec⁡x2 dx=2∫0π/4sec⁡u du=2[log⁡(sec⁡u+tan⁡u)]0π/4=2log⁡(2+1).\displaystyle \begin{aligned} L&=\int_0^{\pi/2}\sec\frac{x}{2}\,dx =2\int_0^{\pi/4}\sec u\,du\\ &=2\left[\log(\sec u+\tan u)\right]_0^{\pi/4} =2\log(\sqrt2+1). \end{aligned} なお、原始関数は ddulog⁡(sec⁡u+tan⁡u)=sec⁡u\displaystyle \frac{d}{du}\log(\sec u+\tan u)=\sec u から確認できる。

この問題で使う考え方

  • 指数・対数関数の微分
  • 合成関数の微分
  • 三角関数の微分
  • 置換積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 曲線の長さ

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