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京都大学/2021年度

京都大学 2021年 数学 第2問解答・解説

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1問題

京都大学2021年度第2問配点 30点

曲線 y=12(x2+1)\displaystyle y = \frac{1}{2}(x^{2} + 1) 上の点 P における接線は x 軸と交わるとし,その交点を Q とおく。線分 PQ の長さを L とするとき,L が取りうる値の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

曲線 y=12(x2+1)\displaystyle y=\frac12(x^2+1) 上の点 PP の xx 座標を tt とする。すると P=(t,t2+12)(t は実数).\displaystyle P=\left(t,\frac{t^2+1}{2}\right)\qquad(t\text{ は実数}). t=0t=0 のとき接線は y=12\displaystyle y=\frac12 であり,xx 軸と交わらない。したがって t≠0t\ne0 である。接線の傾きは tt だから,接線と xx 軸との交点は y−t2+12=t(x−t),Q=(t2−12t,0)\displaystyle y-\frac{t^2+1}{2}=t(x-t),\qquad Q=\left(\frac{t^2-1}{2t},0\right) と表せる。よって L2=(t2−12t−t)2+(t2+12)2=(t2+1)34t2.\displaystyle \begin{aligned} L^2&=\left(\frac{t^2-1}{2t}-t\right)^2+\left(\frac{t^2+1}{2}\right)^2\\ &=\frac{(t^2+1)^3}{4t^2}. \end{aligned} ここで u=t2u=t^2 とおくと,条件 t≠0t\ne0 より u>0u>0 であり L2=h(u)=(u+1)34u,h′(u)=(u+1)2(2u−1)4u2.\displaystyle L^2=h(u)=\frac{(u+1)^3}{4u},\qquad h'(u)=\frac{(u+1)^2(2u-1)}{4u^2}. したがって 0<u<12\displaystyle 0<u<\frac12 では h′(u)<0h'(u)<0,u>12\displaystyle u>\frac12 では h′(u)>0h'(u)>0 である。よって hh は u=12\displaystyle u=\frac12 で最小となる。距離は正なので,LL もそこで最小となり Lmin⁡=h(12)=2716=334.\displaystyle L_{\min}=\sqrt{h\left(\frac12\right)}=\sqrt{\frac{27}{16}}=\boxed{\frac{3\sqrt3}{4}}.

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減

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