九州大学/2007年度/前期
九州大学 2007年 数学 第2問解答・解説
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1問題
この問題の解答は,解答紙14の定められた場所に記入しなさい。 [問題] を を満たす数とし,行列 ,, をそれぞれ とおく。さらに,行列 を で定める。このとき,次の問いに答えよ。 (1) , を求めよ。 (2) , とおくとき, を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
{}【(1)】 {}まず と を計算する。 よって 続いて同様に を計算する。 (成分は ,成分は となることに注意)。したがって 以上より {}【(2)】 {}(1)の結果から, は常に の形になっていると予想できる()。これを数学的帰納法で示す。 {} のとき より成り立つ()。 {} で が成り立つと仮定すると, であるから ( である)。これは でも同じ形であり,かつ を得る。ゆえにすべての自然数 で が成り立ち, は を満たす。 {}この漸化式を解く。 より なので,不動点 すなわち を用いると と変形でき,数列 は公比 の等比数列である。よって (検算: で , で , で となり,(1)の結果と一致する。) {} は によらず一定なので (検算: で , で となり,(1)で求めた から直接 を計算した値と一致する。) {} より であるから,数列の極限として である。したがって {}以上より,答えは
この問題で使う考え方
- 行列を用いた表現
- 漸化式
- 数学的帰納法
- 等比数列の一般項と和
- 数列の極限
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