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九州大学/2009年度/前期

九州大学 2009年 数学 第1問解答・解説

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1問題

九州大学2009年度第1問配点 50点

この問題の解答は、解答紙13の定められた場所に記入しなさい。

[問題]座標平面に3点 O(0,0),A(2,6),B(3,4)O(0,0), A(2,6), B(3,4) をとり、点 OO から直線 ABAB に垂線 OCOC を下ろす。また、実数 ss と tt に対し、点 PP を OP→=sOA→+tOB→\overrightarrow{OP}=s\overrightarrow{OA}+t\overrightarrow{OB} で定める。このとき、次の問いに答えよ。

(1) 点 CC の座標を求め、∣CP→∣2\left|\overrightarrow{CP}\right|^{2} を ss と tt を用いて表せ。

(2) ss を定数として、tt を t≧0t\geq0 の範囲で動かすとき、∣CP→∣2\left|\overrightarrow{CP}\right|^{2} の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) C=(4,2),∣CP∣2=40s2+60st+25t2−40s−40t+20C=(4,2),\quad |CP|^2=40s^2+60st+25t^2-40s-40t+20。(2) s≦23\displaystyle s\le\frac23なら最小値4(s+1)24(s+1)^2、t=4−6s5\displaystyle t=\frac{4-6s}{5}。s>23\displaystyle s>\frac23なら最小値40s2−40s+2040s^2-40s+20、t=0t=0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

AB→=(1,−2)\overrightarrow{AB}=(1,-2)。点CはAB上にあるので C=(2+u,6−2u)C=(2+u,6-2u) と置き、OC⊥ABOC\perp AB から (2+u,6−2u)⋅(1,−2)=0よりu=2,(2+u,6-2u)\cdot(1,-2)=0\quad\text{より}\quad u=2, 従って C=(4,2)C=(4,2)。P=(2s+3t,6s+4t)P=(2s+3t,6s+4t) だから ∣CP∣2=(2s+3t−4)2+(6s+4t−2)2=40s2+60st+25t2−40s−40t+20.|CP|^2=(2s+3t-4)^2+(6s+4t-2)^2 =40s^2+60st+25t^2-40s-40t+20.

sを固定すると、tの二次式は ∣CP∣2=25(t−4−6s5)2+4(s+1)2.\displaystyle |CP|^2=25\left(t-\frac{4-6s}{5}\right)^2+4(s+1)^2. 頂点のtt座標は t0=(4−6s)/5t_0=(4-6s)/5。制約は t≧0t\ge0 なので、s≦2/3s\le2/3 なら頂点が許され、最小値 4(s+1)24(s+1)^2 を t=t0t=t_0 でとる。s>2/3s>2/3 なら頂点は負で、二次式は t≧0t\ge0 で増加するため、最小は t=0t=0。代入すると 40s2−40s+2040s^2-40s+20。s=2/3s=2/3 では両式・指定 tt が一致する。

この問題で使う考え方

  • 内積による垂直
  • 位置ベクトル
  • 平方完成と定義域の境界

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