九州大学/2009年度/前期
九州大学 2009年 数学 第5問解答・解説
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1問題
この問題の解答は、解答紙17の定められた場所に記入しなさい。 [問題]曲線 上を動く点 の時刻 における座標を と表し、 の速度ベクトルと加速度ベクトルをそれぞれ と とする。すべての時刻 で かつ であるとして、次の問いに答えよ。 (1) が点 を通過する時刻における速度ベクトル を を用いて表せ。 (2) が点 を通過する時刻における加速度ベクトル を を用いて表せ。 (3) が曲線全体を動くとき、 の最大値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
点Pは曲線 上を動き,時刻 における座標を , とする。合成関数の微分により したがって 条件 より であり,さらに であるから
(1) Pが点 を通過する時刻は となる時刻であるから, と にそれぞれ を代入して (検算:, を満たし,方向は接線の傾き に一致している。)
(2) の右辺 は の関数であり, を通じて に依存するから,合成関数の微分(指数関数の微分と合わせて)により 次に を積の微分・合成関数の微分でもう一度 について微分すると よって一般に であり,Pが点 を通過する時刻,すなわち のときは (検算: となり, より が成り立つべきという一般的な事実と矛盾しない。)
(3) (2)の結果より とおくと, が実数全体を動くとき は正の実数全体を一対一に動く。 とおいて増減を調べる。商の微分により なので の符号は の符号と一致し, であるから, は で(区間 における)最大値をとる。このとき よって の最大値は であり, なので この最大値は ,すなわち に対応する点P(曲線上に実際に存在する)で達成されるので,確かに最大値である。
この問題で使う考え方
- 指数・対数関数の微分
- 合成関数の微分
- 速度と加速度
- 商の微分
- 導関数と増減
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