九州大学/2026年度/前期
九州大学 2026年 数学 第3問解答・解説
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1問題
この問題の解答は,解答紙17の定められた場所に記入しなさい。
【問題】
とする。表が出る確率が ,裏が出る確率が の硬貨を投げ,表が出た場合は白玉を2つ横並びに置き,裏が出た場合は黒玉を1つ置く。この要領で硬貨を繰り返し投げ,左から右に1列になるように白玉と黒玉を順に並べていく。
例えば,3回硬貨を投げ,結果が順に「裏,表,表」であれば,左から順に「黒,白,白,白,白」と5つの玉が並ぶ。
を自然数とする。 回硬貨を投げたとき,左から 番目の玉がすべて黒である確率を とする。以下の問いに答えよ。
(1) を求めよ。
(2) とする。 回硬貨を投げたとき,左から1, 番目の玉がすべて黒である確率を を用いて表せ。
(3) のとき, を を用いて表せ。
(4) を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
とおく。各硬貨投げは独立で、投げるたびに列の右端へ玉を追加する。
(1) では3回投げて最初の3個を黒にするので、3回とも裏である。 で2〜4番目を黒にするには、1回目が裏で、続く3回も裏でなければならない。したがって
(2) 1番目の玉が黒であるには1回目が裏である必要がある。その後にできる列の 番目が黒となる確率は、定義から である。よって求める確率は
(3) 最初の硬貨が裏なら、(2)より確率は である。最初が表なら最初の2個は白になり、元の列の 番目は、残りの列の 番目にあたる。この事象は残りの硬貨の最初の 回で決まり、最後の1回はそれらより右側に玉を加えるだけなので、条件付き確率は である。したがって
(4) とおく。(3)から よって であり、 したがって
この問題で使う考え方
- 硬貨投げの独立性と場合分け(HS_A_INDEPENDENT, HS_A_PROBABILITY_RULES)
- 2項間の差に変換して等比数列を得る(HS_B_RECURRENCE)
- 有限等比数列の和
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