本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

宮崎大学/2008年度/前期

宮崎大学 2008年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

宮崎大学2008年度第3問

空間内に右図のような 1 辺の長さが 1 である立方体がある。辺 EFEF を 3:13:1 に内分する点を XX,辺 CDCD の中点を ZZ とする。さらに辺 ABAB を t:1−tt:1-t (0<t<1)(0<t<1) に内分する点を PP とする。3 点 P,X,ZP,X,Z を通る平面と直線 GHGH との交点を YY とおく。AE→=a⃗,AB→=b⃗,AD→=c⃗\overrightarrow{AE}=\vec{a},\quad\overrightarrow{AB}=\vec{b},\quad\overrightarrow{AD}=\vec{c} とするとき,次の各問に答えよ。

立方体の上面がA・B・C・D、下面がE・F・G・Hで、対応する頂点同士が辺で結ばれている。奥のHにつながる辺DH・EH・GHは破線で、ほかの辺は実線である。辺AB上にP、辺EF上にX、辺DC上にZがあり、線分PXとPZが実線で引かれている。

(1) PY→\overrightarrow{PY} を,a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} および tt を用いて表せ。

(2) 点 YY が辺 GHGH 上にあるとき,tt の値の範囲を求めよ。

(3) (2)において四角形 PXYZPXYZ がひし形になるとき,tt の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    overrightarrowPY=a+(5/4−2t)b+coverrightarrow{PY}=a+(5/4−2t)b+c
  • (2)
    1/4≦t<11/4≤t<1
  • (3)
    t=5/8t=5/8

3解答

解答を見る途中式つきの解答

以下の独立解説を採用する。

座標設定 AA を原点とし、直交単位ベクトル a⃗=AE→,b⃗=AB→,c⃗=AD→\vec a=\overrightarrow{AE},\vec b=\overrightarrow{AB},\vec c=\overrightarrow{AD} を用いる。各点の係数表示は P=(0,t,0),X=(1,34,0),Z=(0,12,1),GH: (1,s,1)\displaystyle P=(0,t,0),\quad X=(1,\tfrac34,0),\quad Z=(0,\tfrac12,1),\quad GH:\ (1,s,1) である。Y=(1,s,1)Y=(1,s,1) とする。

(1) PY→\overrightarrow{PY} P,X,ZP,X,Z を通る平面を ux+vy+wz=kux+vy+wz=k とおく。3点を代入し v=1v=1 と規格化すると k=t,u=t−34,w=t−12.\displaystyle k=t,\quad u=t-\frac34,\quad w=t-\frac12. したがって平面上の GHGH の点では (t−34)+s+(t−12)=t,s=54−t.\displaystyle (t-\tfrac34)+s+(t-\tfrac12)=t, \quad s=\frac54-t. ゆえに PY→=a⃗+(s−t)b⃗+c⃗=a⃗+(54−2t)b⃗+c⃗.\displaystyle \overrightarrow{PY}=\vec a+(s-t)\vec b+\vec c =\boxed{\vec a+(\tfrac54-2t)\vec b+\vec c}.

(2) YY が辺 GHGH 上 辺上である条件は 0≦s≦10\le s\le1。s=5/4−ts=5/4-t と 0<t<10<t<1 より 14≦t<1.\displaystyle \boxed{\frac14\le t<1}.

(3) ひし形となる条件 各辺ベクトルを PX,XY,YZ,ZPPX,XY,YZ,ZP の順に書くと (1,34−t,0),(0,12−t,1),(−1,t−34,0),(0,t−12,−1).\displaystyle (1,\tfrac34-t,0),\quad(0,\tfrac12-t,1),\quad(-1,t-\tfrac34,0),\quad(0,t-\tfrac12,-1). 直交単位基底なので各辺の長さの二乗はそれぞれ 1+(34−t)2,1+(12−t)2,1+(t−34)2,1+(t−12)2.\displaystyle 1+(\tfrac34-t)^2,\quad1+(\tfrac12-t)^2,\quad1+(t-\tfrac34)^2,\quad1+(t-\tfrac12)^2. よって全辺が等しい条件は (3/4−t)2=(1/2−t)2(3/4-t)^2=(1/2-t)^2。これを解くと t=5/8t=5/8(もう一方の等式分岐は矛盾)であり、範囲内である。答えは t=58.\displaystyle \boxed{t=\frac58}.

単元・方法・テーマ 単元:数学C「ベクトル」。方法:直交座標ベクトル、3点を通る平面の一次方程式、辺上の媒介変数、ベクトルの長さの二乗。テーマ:立方体内の平面切断とひし形条件。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • HS_C_PLANE_EQUATION
  • HS_C_LINE_SEGMENT
  • HS_C_VECTOR_LENGTH

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。