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宮崎大学/2011年度/前期

宮崎大学 2011年 数学 第4問解答・解説

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1問題

宮崎大学2011年度第4問

次の各問に答えよ。

(1) 方程式 (2+1)x+(2−1)x=6(\sqrt{2}+1)^{x}+(\sqrt{2}-1)^{x}=6 について,(A),(B) に答えよ。 (A) (2+1)x=α,(2−1)x=β(\sqrt{2}+1)^{x}=\alpha,\quad(\sqrt{2}-1)^{x}=\beta とするとき,αβ\alpha\beta の値を求めよ。 (B) 方程式の解のうち最大のものを mm とするとき,mm の値を求めよ。

(2) t>4t>4 を満たすすべての tt について,不等式 (log⁡2t)2−blog⁡2t+2>0(\log_{2}t)^{2}-b\log_{2}t+2>0 が成り立つ bb の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(A) αβ=1,(B) m=2.(1)(A)\space{}\alpha\beta=1,\quad (B)\space{}m=2.
    (2) b≦3.(2)\space{}b\le3.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

・

・ αβ=((2+1)(2−1))x=1x=1.\alpha\beta=((\sqrt2+1)(\sqrt2-1))^x=1^x=1.

・ A=2+1A=\sqrt2+1 とおくと 2−1=A−1\sqrt2-1=A^{-1} である。y=Axy=A^x とおけば y>0y>0 であり,方程式は y+1y=6\displaystyle y+\frac1y=6 となる。よって y2−6y+1=0,y=3±22.y^2-6y+1=0,\qquad y=3\pm2\sqrt2. ここで A2=3+22A^2=3+2\sqrt2,A−2=3−22A^{-2}=3-2\sqrt2 だから,x=2,−2x=2,-2 である。したがって最大の解は m=2m=2。

・ x=log⁡2tx=\log_2t とおく。t>4t>4 より x>2x>2 である。求める条件は,すべての x>2x>2 に対し x2−bx+2>0x^2-bx+2>0 となることである。x>2x>2 では x>0x>0 なので,これは b<x+2x\displaystyle b<x+\frac2x と同値である。また x+2x−3=(x−1)(x−2)x>0(x>2),\displaystyle x+\frac2x-3=\frac{(x-1)(x-2)}x>0\qquad(x>2), より x+2/x>3x+2/x>3 である。したがって b≦3b\le3 ならば必要な不等式はすべての x>2x>2 で成り立つ。

一方,b>3b>3 とすると,x=2x=2 では x2−bx+2=6−2b<0x^2-bx+2=6-2b<0 である。左辺は xx の連続関数だから,22 より大きく十分近い xx でも負となり,条件を満たさない。ゆえに求める範囲は b≦3.\boxed{b\le3}.

この問題で使う考え方

  • 有理数指数と指数法則
  • 対数とその性質
  • 二次方程式とグラフ
  • 二次不等式とグラフ

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