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宮崎大学/2014年度/前期

宮崎大学 2014年 数学 第1問解答・解説

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1問題

宮崎大学2014年度第1問

大問1(医学部)  右図の平行六面体において、a⃗=OA→, c⃗=OC→, d⃗=OD→\vec{a}=\overrightarrow{OA},\ \vec{c}=\overrightarrow{OC},\ \vec{d}=\overrightarrow{OD} とし、△ACD\triangle ACD と線分 OFOF の交点を HH とする。さらに、四面体 OACDOACD が1辺の長さ1の正四面体であるとする。このとき、次の各問に答えよ。

平行六面体の図で、左にO、左上にC、中央左にA、下にD、右上にB、下中央にE、右にF、内部にGの表示がある。辺CG・DG・GFは破線、ほかの辺は実線で描かれている。

(1) △ACD\triangle ACD の重心が点 HH に一致することを示し、2つの線分 OHOH と HFHF の比 OH:HFOH:HF を求めよ。

(2) 内積 HE→⋅HF→\overrightarrow{HE}\cdot\overrightarrow{HF} の値を求めよ。

(3) △HEF\triangle HEF の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    重心H=(a+c+d)/3H=(a+c+d)/3。OH:HF=1:2。
  • (2)
    HE⋅HF=4/3HE·HF=4/3。
  • (3)
    △HEF\triangle HEFの面積=23\displaystyle \frac{\sqrt{2}}{3}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

図の平行六面体より OF→=a⃗+c⃗+d⃗,OE→=a⃗+d⃗.\overrightarrow{OF}=\vec a+\vec c+\vec d,\qquad \overrightarrow{OE}=\vec a+\vec d. 三角形ACDの重心Gについて OG→=a⃗+c⃗+d⃗3=13OF→\displaystyle \overrightarrow{OG}=\frac{\vec a+\vec c+\vec d}{3}=\frac13\overrightarrow{OF} だから、Gは線分OF上にある。Gは三角形ACD上の点でもあるのでH=GH=Gであり、OH:HF=1:2OH:HF=1:2。

正四面体OACDの各辺は1である。よって ∣a⃗∣=∣c⃗∣=∣d⃗∣=1|\vec a|=|\vec c|=|\vec d|=1。また ∣a⃗−c⃗∣=1|\vec a-\vec c|=1 なので 1=∣a⃗−c⃗∣2=2−2a⃗⋅c⃗,1=|\vec a-\vec c|^2=2-2\vec a\cdot\vec c, 従って a⃗⋅c⃗=1/2\vec a\cdot\vec c=1/2。同様に、異なる2ベクトルの内積はすべて1/2である。

(2) 位置ベクトルを引くと HE→=2a⃗−c⃗+2d⃗3,HF→=2(a⃗+c⃗+d⃗)3.\displaystyle \overrightarrow{HE}=\frac{2\vec a-\vec c+2\vec d}{3},\qquad \overrightarrow{HF}=\frac{2(\vec a+\vec c+\vec d)}{3}. (a⃗+c⃗+d⃗)⋅a⃗=(a⃗+c⃗+d⃗)⋅c⃗=(a⃗+c⃗+d⃗)⋅d⃗=2(\vec a+\vec c+\vec d)\cdot\vec a=(\vec a+\vec c+\vec d)\cdot\vec c=(\vec a+\vec c+\vec d)\cdot\vec d=2 より HE→⋅HF→=29(2−1+2)⋅2=43.\displaystyle \overrightarrow{HE}\cdot\overrightarrow{HF}=\frac{2}{9}(2-1+2)\cdot2=\frac43.

(3) 同じ内積関係から ∣HE∣2=19(4+1+4+2(−1+2−1))=1,∣HF∣2=49(3+6⋅12)=83.\displaystyle |HE|^2=\frac19\bigl(4+1+4+2(-1+2-1)\bigr)=1, \quad |HF|^2=\frac49\left(3+6\cdot\frac12\right)=\frac83. 二辺 HE→,HF→\overrightarrow{HE},\overrightarrow{HF} が作る三角形の面積は、平行四辺形の面積の半分だから [△HEF]=12∣HE∣2∣HF∣2−(HE→⋅HF→)2=1283−169=23.\displaystyle [\triangle HEF]=\frac12\sqrt{|HE|^2|HF|^2-(\overrightarrow{HE}\cdot\overrightarrow{HF})^2} =\frac12\sqrt{\frac83-\frac{16}{9}}=\frac{\sqrt2}{3}.

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • 正四面体の辺長から内積を求める
  • 三角形の面積と内積

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