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宮崎大学/2021年度/前期

宮崎大学 2021年 数学 第2問解答・解説

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1問題

宮崎大学2021年度第2問

a,ba,b を実数とする。このとき,変数 xx の関数f(x)=sin⁡2x+a(sin⁡x+cos⁡x)+bf(x)=\sin 2x+a(\sin x+\cos x)+bについて,次の各問に答えよ。

(1) t=sin⁡x+cos⁡xt=\sin x+\cos x とおくとき,f(x)f(x) を tt を用いて表せ。

(2) xx の方程式 f(x)=0f(x)=0 が少なくとも1つの実数解を持つようなすべての a,ba,b を,座標平面上の点 (a,b)(a,b) として図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    t2+at+b−1t^2+at+b-1
  • (2)
    −1−√2|a|≦b≦1+a²/4 (|a|≦2√2); 上側は−1+√2|a| (|a|≧2√2)。全境界を含む。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

t=sin⁡x+cos⁡xt=\sin x+\cos x とおけば t2=1+sin⁡2x,sin⁡2x=t2−1.t^2=1+\sin2x,\qquad \sin2x=t^2-1. 従って f(x)=t2+at+b−1.f(x)=t^2+at+b-1.

tt は −2≦t≦2-\sqrt2\le t\le\sqrt2 を動く。方程式 f(x)=0f(x)=0 に解がある条件は、ある tt がこの範囲にあって b=1−t2−atb=1-t^2-at となること。固定した aa について右辺 ϕ(t)=1−t2−at\phi(t)=1-t^2-at は下に凸ではなく上に凸の二次関数(係数 −1-1 のため上に凸)である。最小値は端点のうち小さい方 min⁡{ϕ(−2),ϕ(2)}=−1−2∣a∣\displaystyle \min\{\phi(-\sqrt2),\phi(\sqrt2)\}=-1-\sqrt2|a| である。最大値は頂点 t=−a/2t=-a/2 が許容範囲内なら 1+a2/41+a^2/4、範囲外なら端点の大きい方 −1+2∣a∣-1+\sqrt2|a|。頂点が範囲内となるのは ∣a∣≦22|a|\le2\sqrt2。従って求める領域は −1−2∣a∣≦b≦{1+a24,∣a∣≦22,−1+2∣a∣,∣a∣≧22.\displaystyle -1-\sqrt2|a|\le b\le \begin{cases} 1+\dfrac{a^2}{4},& |a|\le2\sqrt2,\\[4pt] -1+\sqrt2|a|,& |a|\ge2\sqrt2. \end{cases} 境界を含むこの領域を abab 平面に描けばよい。

t=sinx+cosxとおくとsin2x=t²−1、tの動く範囲は−√2≦t≦√2です。条件をb=1−t²−atの値域に置き換え、端点での最小値と、許容区間に頂点が入るかどうかで最大値を場合分けします。その上下の境界にはさまれた領域が解の存在する範囲です。

この問題で使う考え方

  • 三角恒等式
  • 閉区間上の二次関数の値域

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