(1) 加法定理を cosA=cos2A+Bcos2A−B−sin2A+Bsin2A−B, cosB=cos2A+Bcos2A−B+sin2A+Bsin2A−B と用いると、差をとって cosA−cosB=−2sin2A+Bsin2A−B=2sin2A+Bsin2B−A を得る。
(2) (1)に A=3θ, B=2θ を代入すると cos3θ−cos2θ=−2sin25θsin2θ. したがって求める不等式は sin25θsin2θ>0 と同値である。0∘<θ<360∘ では 0∘<θ/2<180∘ だから sin(θ/2)>0。よって sin(5θ/2)>0 となる範囲を求めればよい。 0∘<5θ/2<900∘ において正弦が正となるのは 0∘<25θ<180∘,360∘<25θ<540∘,720∘<25θ<900∘ である。従って 0∘<θ<72∘,144∘<θ<216∘,288∘<θ<360∘. 各端点では等号となるか、問題の定義域から外れるため、端点は含まない。
(3) 二つの関数の周期はそれぞれ 180∘、120∘ なので、共通周期 360∘ の一周期を描けばよい。どちらも値域は −1≦y≦1 である。描く際の主な通過点は y=cos2θ:y=cos3θ:(0∘,1),(45∘,0),(90∘,−1),(135∘,0),(180∘,1),(225∘,0),(270∘,−1),(315∘,0),(360∘,1),(0∘,1),(30∘,0),(60∘,−1),(90∘,0),(120∘,1),(150∘,0),(180∘,−1),(210∘,0),(240∘,1),(270∘,0),(300∘,−1),(330∘,0),(360∘,1). これらの点を、それぞれ滑らかな余弦曲線で結ぶ。第1の曲線はこの区間に2周期、第2の曲線は3周期を描き、交点の y 座標を別に計算する必要はない。