長崎大学/2003年度/前期
長崎大学 2003年 数学 第4問解答・解説
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1問題
右の図は、関数 のグラフの概形である。このグラフと 軸との交点の 座標を左から順に、 とおく。 において、このグラフを 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を とすると、 は収束する。次の問いに答えなさい。

(1) の値を求め、 を の定積分で表しなさい。 (2) となることを示しなさい。 (3) となることを示しなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) で となるのは だから、 である。グラフを 軸のまわりに回転してできる立体の体積は ここで、 として部分積分すると、 だから、 両端では なので、
(2) とおくと、 から まで は から まで動く。また なので、 かつ より、
(3) 各 であり、(2)を について加えると、 したがって部分和は増加しながら 以下に抑えられるので収束し、その極限をとれば である。
正の零点列はa_n=nπ。回転体の体積を円板法で積分し、部分積分でsin(2x)/xの定積分形に変える。積分範囲を0≦t≦1へ移し、sin²の上界1を使ってV_n≦1/n−1/(n+1)を示す。これを有限和に適用すると右辺の中間の項が打ち消し合い、非負部分和の極限が1以下と分かる。
この問題で使う考え方
- 回転体の体積(円板法)
- 部分積分と置換積分
- 被積分関数の比較
- 望遠鏡和と単調有界性
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