本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

長崎大学/2024年度/前期

長崎大学 2024年 数学 第7問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

長崎大学2024年度第7問

原点を OO とする xyxy 座標平面上において,放物線 C:y=x2C:y=x^{2} と直線 l:y=xl:y=x があり,CC と ll で囲まれた領域の周および内部を図形 FF とする。 また,CC 上の点 P(t,t2) (0≦t≦1)P(t,t^{2})\ (0\leq t\leq1) を通り,ll に垂直な直線を mm とし,mm と ll との交点を QQ とする。以下の問いに答えよ。   (1) 図形 FF を xx 軸の周りに1回転してできる回転体の体積 V1V_{1} を求めよ。   (2) 直線 mm の方程式および点 QQ の座標を,tt を用いてそれぞれ表せ。   (3) 線分 PQPQ の長さの平方 (PQ2)(PQ^{2}) を tt を用いて表せ。   (4) 線分 OQOQ の長さを ss とするとき,ss および dsdt\displaystyle \frac{ds}{dt} を,tt を用いてそれぞれ表せ。   (5) 図形 FF を直線 ll の周りに1回転してできる回転体の体積 V2V_{2} を求めよ。また,(1)で求めた V1V_{1} との比 V2V1\displaystyle \frac{V_{2}}{V_{1}} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

領域FFは0≦x≦10\leq x\leq 1においてx2≦y≦xx^2\leq y\leq xで表される。

(1) xx軸に垂直な断面は、外半径xx、内半径x2x^2の円環である。よって V1=π∫01{x2−(x2)2} dx=π[x33−x55]01=2π15.\displaystyle V_1=\pi\int_0^1\{x^2-(x^2)^2\}\,dx =\pi\left[\frac{x^3}{3}-\frac{x^5}{5}\right]_0^1 =\frac{2\pi}{15}. (2) llの傾きは11なので、これに垂直なmmの傾きは−1-1である。点P(t,t2)P(t,t^2)を通るから m: y−t2=−(x−t),y=−x+t+t2.m:\ y-t^2=-(x-t),\quad y=-x+t+t^2. QQはy=xy=x上にあるので、2x=t+t22x=t+t^2。したがって Q(t+t22,t+t22).\displaystyle Q\left(\frac{t+t^2}{2},\frac{t+t^2}{2}\right). (3) Q−P=(t2−t2,t−t22)\displaystyle Q-P=\left(\frac{t^2-t}{2},\frac{t-t^2}{2}\right)より PQ2=(t2−t2)2+(t−t22)2=t2(1−t)22.\displaystyle PQ^2=\left(\frac{t^2-t}{2}\right)^2+\left(\frac{t-t^2}{2}\right)^2 =\frac{t^2(1-t)^2}{2}. (4) QQの座標は非負であるから、s=OQ=2 t+t22=t+t22\displaystyle s=OQ=\sqrt{2}\,\frac{t+t^2}{2}=\frac{t+t^2}{\sqrt2}。よって dsdt=1+2t2.\displaystyle \frac{ds}{dt}=\frac{1+2t}{\sqrt2}. (5) ttが00から11まで動くとssは00から2\sqrt2まで単調に増加する(ds/dt>0ds/dt>0)。llに垂直な断面で領域を切ると、断面はQQからPPまでの線分であり、これをllの周りに回転すると半径PQPQの円板になる。したがって V2=π∫02PQ2 ds=π∫01t2(1−t)22 1+2t2 dt=π22∫01(t2−3t4+2t5) dt=π302.\displaystyle V_2=\pi\int_0^{\sqrt2}PQ^2\,ds =\pi\int_0^1\frac{t^2(1-t)^2}{2}\,\frac{1+2t}{\sqrt2}\,dt =\frac{\pi}{2\sqrt2}\int_0^1(t^2-3t^4+2t^5)\,dt =\frac{\pi}{30\sqrt2}. 以上より V2V1=π/(302)2π/15=28.\displaystyle \frac{V_2}{V_1}=\frac{\pi/(30\sqrt2)}{2\pi/15}=\frac{\sqrt2}{8}.

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 多項式の導関数
  • 定積分
  • 定積分による体積

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。