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奈良県立医科大学/2017年度/前期

奈良県立医科大学 2017年 数学 第2問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2017年度第2問

以下の問いに答えよ。ただし、答のみ記入すればよい。

関数 log⁡(x3+x−16)−log⁡(2x−7)\log(x^3+x-16)-\log(2x-7) の極値とそのときの xx の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • x=5x=5 で極小値 log⁡38\log 38、極大値はない。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

関数をf(x)=log⁡(x3+x−16)−log⁡(2x−7)f(x)=\log(x^3+x-16)-\log(2x-7)とおく。

第二項の対数が定義されるためには2x−7>02x-7>0、すなわちx>72\displaystyle x>\frac72が必要である。この範囲でg(x)=x3+x−16g(x)=x^3+x-16とおくと、g′(x)=3x2+1>0g'(x)=3x^2+1>0であるからg(x)g(x)は増加する。したがってx>72\displaystyle x>\frac72ならばg(x)>g(72)=3438+288−1288=2438>0\displaystyle g(x)>g\left(\frac72\right)=\frac{343}{8}+\frac{28}{8}-\frac{128}{8}=\frac{243}{8}>0となり、第一項の対数も定義される。よって定義域はx>72\displaystyle x>\frac72である。

この範囲ではx3+x−16>0x^3+x-16>0、2x−7>02x-7>0なので、f′(x)=3x2+1x3+x−16−22x−7=(3x2+1)(2x−7)−2(x3+x−16)(x3+x−16)(2x−7)=4x3−21x2+25(x3+x−16)(2x−7)=(x−5)(4x−5)(x+1)(x3+x−16)(2x−7).\displaystyle \begin{aligned}f'(x)&=\frac{3x^2+1}{x^3+x-16}-\frac{2}{2x-7}\\&=\frac{(3x^2+1)(2x-7)-2(x^3+x-16)}{(x^3+x-16)(2x-7)}\\&=\frac{4x^3-21x^2+25}{(x^3+x-16)(2x-7)}\\&=\frac{(x-5)(4x-5)(x+1)}{(x^3+x-16)(2x-7)}.\end{aligned}定義域では分母は正であり、また4x−5>04x-5>0、x+1>0x+1>0である。したがって72<x<5\displaystyle \frac72<x<5ではf′(x)<0f'(x)<0、x>5x>5ではf′(x)>0f'(x)>0となる。よってx=5x=5で極小となり、その値はf(5)=log⁡(125+5−16)−log⁡(10−7)=log⁡114−log⁡3=log⁡38.f(5)=\log(125+5-16)-\log(10-7)=\log114-\log3=\log38.この極小値は定義域全体での最小値でもある。左側ではさらに左へ進むと、右側ではさらに右へ進むと関数値が増すので、極大値はない。

検算として、x=5x=5を導関数の分子4x3−21x2+254x^3-21x^2+25に代入すると500−525+25=0500-525+25=0となり、その前後で符号が負から正に変わる。また関数値は114/3=38114/3=38よりlog⁡38\log38となり、上の結果と一致する。

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