奈良県立医科大学/2021年度/前期
奈良県立医科大学 2021年 数学 第3問解答・解説
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1問題
以下の問に答えよ。ただし、答のみ記入すればよい。
整数を係数とする文字 に関する5次以下の整式全体からなる集合を とする。つまり、 は という集合である。整数 と の要素 に対し、 を と定める。ここで、 は を の関数とみた場合の導関数、 は の導関数を表す。
(1) に対し、 を求めよ。
(2) の要素のうち を満たす整式 全体からなる集合を求めよ。
(3) の部分集合 をとり、 のすべての要素 に対して を集めると という集合になる。そのような をひとつ求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
多項式を単項式ごとに微分作用素へ代入し、係数比較で零条件を解き、指定された像になる係数を逆算して部分集合を構成する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
とすると よって
(2) ()とおく。各項について である( の項は微分で消える)。したがって 異なる次数の項どうしは打ち消し合わないので、これが零多項式となるための必要十分条件は である。 は任意の整数でよい。従って求める集合は である。
(3) 次の集合をとる。 この各要素は整数係数で次数が2以下なので の要素であり、 である。 に対して ゆえに したがって による の像は に含まれる。また任意の整数 に対し があり、その像はちょうど であるから、像は指定された集合全体と一致する。
この問題で使う考え方
- 多項式の導関数
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