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奈良県立医科大学/2023年度/前期

奈良県立医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2023年度第1問

以下の空欄を適切に埋めて文章を完成させよ。

a,b,ca,b,c を実数定数とし、a>0a>0 とする。

(1) 関数 f(x)=ax+b−log⁡xf(x)=ax+b-\log x は、x=アx=\boxed{\text{ア}} のときに最小値 イ\boxed{\text{イ}} をとる。

(2) 曲線 C1:y=log⁡x+cC_{1}: y=\log x+c を考え、C1C_{1} 上の点 PP での接線を y=mx+ny=mx+n と表す。PP を C1C_{1} 上で動かすと、xyxy 平面上の点 (m,n)(m,n) は曲線 C2:y=ウC_{2}: y=\boxed{\text{ウ}} 上を x>エx>\boxed{\text{エ}} の範囲で動く。また、C1C_{1} と C2C_{2} は点 (オ,カ)(\boxed{\text{オ}},\boxed{\text{カ}}) でのみ交わる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(1)\quad ア=1a,\displaystyle =\frac1a,\quad イ=1+b+log⁡a.=1+b+\log a.
    (2)(2)\quad ウ=c−1−log⁡x,=c-1-\log x,\quad エ=0,(=0,\quad (オ,カ)=(e−1/2,c−12).\displaystyle )=(e^{-1/2},c-\frac12).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 定義域は x>0x>0 である。f′(x)=a−1x=ax−1x.\displaystyle f'(x)=a-\frac1x=\frac{ax-1}{x}. 分母は正なので、0<x<1/a0<x<1/a でf′(x)<0f'(x)<0、x>1/ax>1/a でf′(x)>0f'(x)>0 となる。したがってx=1/ax=1/aで最小となり、その値はf(1/a)=a⋅1a+b−log⁡(1/a)=1+b+log⁡a\displaystyle f(1/a)=a\cdot\frac1a+b-\log(1/a)=1+b+\log aである。

(2) C1C_1上の点をP(t,log⁡t+c)P(t,\log t+c)(t>0t>0)とする。この点における接線の傾きは1/t1/tなので、接線はy=1t(x−t)+log⁡t+c=1tx+log⁡t+c−1\displaystyle y=\frac1t(x-t)+\log t+c=\frac1t x+\log t+c-1である。よって(m,n)=(1/t,log⁡t+c−1)(m,n)=(1/t,\log t+c-1)。m=1/t>0m=1/t>0であり、t=1/mt=1/mを代入するとn=c−1−log⁡mn=c-1-\log mとなる。したがって点(m,n)(m,n)の軌跡はy=c−1−log⁡xy=c-1-\log x、x>0x>0である。

交点のxx座標はlog⁡x+c=c−1−log⁡x\log x+c=c-1-\log xを満たす。これを整理すると2log⁡x=−12\log x=-1であり、対数の定義域x>0x>0でx=e−1/2x=e^{-1/2}を得る。このときy=log⁡(e−1/2)+c=c−1/2y=\log(e^{-1/2})+c=c-1/2。よって交点は(e−1/2,c−1/2)(e^{-1/2},c-1/2)のみである。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 対数関数のグラフ・増減
  • 指数・対数関数の微分
  • 曲線の接線

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