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日本大学/2026年度/全学統一(N1)

日本大学 2026年 数学 第V問解答・解説

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1問題

日本大学2026年度第V問

次の 11〜5454 の1つ1つには、00から99までの数字または負の符号 −- のいずれかが入る。それらを解答用紙の 11〜5454 にマークして答えなさい。ただし、分数はすべて既約分数で答え、負の分数のときは符号を分子につけなさい。また、根号の中の数は最も小さい自然数を用いて答えなさい。  AB=4, BC=CD=2, DA=3, AB∥DCAB=4,\ BC=CD=2,\ DA=3,\ AB\parallel DC であるような台形 ABCDABCD がある。

(1) 辺 ABAB の中点を EE とすると,DE=032DE=\boxed{\phantom{0}}_{\text{32}} である。また,内積 AB→⋅AD→\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AD} の値は 033\boxed{\phantom{0}}_{\text{33}} である。

(2) △ABD\triangle ABD の面積は 034035036\displaystyle \frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{34}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{35}}}\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{36}}} である。

(3) 辺 BCBC の中点を MM,辺 CDCD の中点を NN,線分 AMAM と線分 BNBN の交点を PP とするとき, AP→=037038AB→+039040AD→\displaystyle \overrightarrow{AP}=\frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{37}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{38}}}\overrightarrow{AB}+\frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{39}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{40}}}\overrightarrow{AD} である。また,四角形 PMCNPMCN の面積は 041042043044\displaystyle \frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{41}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{42}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{43}}}\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{44}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

台形の平行関係を位置ベクトルに反映し、内積で角と面積を求めた。交点は直線の媒介表示を連立し、最後の四角形は直交座標で頂点を求めて面積公式を適用した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) DE=2, AB→⋅AD→=9,(1)\space{}DE=2,\space{}\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AD}=9,
    (2) [ABD]=372,\displaystyle (2)\space{}[ABD]=\frac{3\sqrt7}{2},
    (3) AP→=23AB→+49AD→, [PMCN]=7724\displaystyle (3)\space{}\overrightarrow{AP}=\frac23\overrightarrow{AB}+\frac49\overrightarrow{AD},\space{}[PMCN]=\frac{7\sqrt7}{24}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

b=AB→\mathbf b=\overrightarrow{AB}、d=AD→\mathbf d=\overrightarrow{AD} とおく。AB∥DCAB\parallel DC かつ CD=12AB\displaystyle CD=\frac12 AB だから DC→=12b\displaystyle \overrightarrow{DC}=\frac12\mathbf b、従って BC→=d−12b\displaystyle \overrightarrow{BC}=\mathbf d-\frac12\mathbf b である。

(1) BC=2, DA=3, AB=4BC=2,\ DA=3,\ AB=4 を用いると 4=∣BC→∣2=∣d−12b∣2=∣d∣2+14∣b∣2−b⋅d=9+4−b⋅d,\displaystyle 4=|\overrightarrow{BC}|^2 =\left|\mathbf d-\frac12\mathbf b\right|^2 =|\mathbf d|^2+\frac14|\mathbf b|^2-\mathbf b\cdot\mathbf d =9+4-\mathbf b\cdot\mathbf d, よって b⋅d=9\mathbf b\cdot\mathbf d=9 である。EE は ABAB の中点だから DE→=12b−d=−BC→\displaystyle \overrightarrow{DE}=\frac12\mathbf b-\mathbf d=-\overrightarrow{BC} となり、DE=BC=2DE=BC=2 である。

(2) cos⁡∠BAD=b⋅d∣AB∣∣AD∣=912=34\displaystyle \cos\angle BAD=\frac{\mathbf b\cdot\mathbf d}{|AB||AD|}=\frac{9}{12}=\frac34 である。従って sin⁡∠BAD=74\displaystyle \sin\angle BAD=\frac{\sqrt7}{4} だから [ABD]=12⋅AB⋅AD⋅sin⁡∠BAD=12⋅4⋅3⋅74=372.\displaystyle [ABD]=\frac12\cdot AB\cdot AD\cdot\sin\angle BAD =\frac12\cdot4\cdot3\cdot\frac{\sqrt7}{4} =\frac{3\sqrt7}{2}.

(3) CC の位置ベクトルは d+12b\displaystyle \mathbf d+\frac12\mathbf b なので、中点の位置ベクトルは AM→=34b+12d\displaystyle \overrightarrow{AM}=\frac34\mathbf b+\frac12\mathbf d、AN→=14b+d\displaystyle \overrightarrow{AN}=\frac14\mathbf b+\mathbf d である。PP は AMAM 上にあるから AP→=t(34b+12d)\displaystyle \overrightarrow{AP}=t(\frac34\mathbf b+\frac12\mathbf d) とおける。また PP は BNBN 上にもあるから AP→=b+s(−34b+d)\displaystyle \overrightarrow{AP}=\mathbf b+s(-\frac34\mathbf b+\mathbf d) とおける。係数比較により 34t=1−34s, 12t=s\displaystyle \frac34t=1-\frac34s,\ \frac12t=s となり、t=89, s=49\displaystyle t=\frac89,\ s=\frac49。よって AP→=23b+49d\displaystyle \overrightarrow{AP}=\frac23\mathbf b+\frac49\mathbf d である。

面積を求めるため、ABAB を xx 軸上にとる。b⋅d=9\mathbf b\cdot\mathbf d=9 より D=(94,374)\displaystyle D=(\frac94,\frac{3\sqrt7}{4}) とでき、B=(4,0)B=(4,0)、C=(174,374)\displaystyle C=(\frac{17}{4},\frac{3\sqrt7}{4}) となる。上の位置ベクトルから P=(113,73),M=(338,378),N=(134,374).\displaystyle P=(\frac{11}{3},\frac{\sqrt7}{3}),\quad M=(\frac{33}{8},\frac{3\sqrt7}{8}),\quad N=(\frac{13}{4},\frac{3\sqrt7}{4}). 四角形 PMCNPMCN の頂点をこの順に並べ、座標による面積公式を用いると、面積の2倍は (113378−73338)+(338374−378174)+(174374−374134)+(13473−374113)=7712.\displaystyle \left(\frac{11}{3}\frac{3\sqrt7}{8}-\frac{\sqrt7}{3}\frac{33}{8}\right) +\left(\frac{33}{8}\frac{3\sqrt7}{4}-\frac{3\sqrt7}{8}\frac{17}{4}\right) +\left(\frac{17}{4}\frac{3\sqrt7}{4}-\frac{3\sqrt7}{4}\frac{13}{4}\right) +\left(\frac{13}{4}\frac{\sqrt7}{3}-\frac{3\sqrt7}{4}\frac{11}{3}\right) =\frac{7\sqrt7}{12}. 従って四角形 PMCNPMCN の面積は 7724\displaystyle \frac{7\sqrt7}{24} である。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 三角比による面積
  • 内分・外分点
  • 直線の方程式
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察

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