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新潟大学/2009年度

新潟大学 2009年 数学 第1問解答・解説

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1問題

新潟大学2009年度第1問

aa を定数、ee を自然対数の底とする。曲線 C:y=xe−xC:y=xe^{-x} と直線 l:y=axl:y=ax は、x≧0x\geq0 の範囲で、原点 OO 以外の点 P(p,pe−p)P(p,pe^{-p}) で交わる。このとき、次の問いに答えよ。

(1) aa の値の範囲を求めよ。

(2) 曲線 CC 上の点 PP における接線の傾きを h(a)h(a) とするとき、h(a)h(a) が最小となる aa の値と、そのときの h(a)h(a) の値を求めよ。

(3) (2)で求めた aa の値について、0≦x≦p0\leq x\leq p の範囲で、曲線 CC と直線 OPOP とで囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)0<a<1(1)\quad 0<a<1\quad 。

    (2)a=e−2(2)\quad a=e^{-2}\quad で最小となり、hmin⁡=−e−2\displaystyle \quad h_{\min}=-e^{-2}\quad 。

    (3)(3)\quad 面積 1−5e−2\quad 1-5e^{-2}\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

P≠OP\ne O なのでそのx座標 pp は正である。直線 y=axy=ax との交点条件は pe−p=ap,pe^{-p}=ap, したがって a=e−pa=e^{-p}。p>0p>0 が動くので 0<a<10<a<1。

曲線 y=xe−xy=xe^{-x} の導関数は e−x(1−x)e^{-x}(1-x)。点Pでの接線の傾きは h(a)=e−p(1−p)=a(1+ln⁡a)h(a)=e^{-p}(1-p)=a(1+\ln a) となる。微分すると h′(a)=ln⁡a+2h'(a)=\ln a+2。これは a=e−2a=e^{-2} より小さいと負、大きいと正だから、最小は a=e−2,h(a)=−e−2.a=e^{-2},\qquad h(a)=-e^{-2}.

このとき p=2p=2 で、直線OPは y=e−2xy=e^{-2}x。0≦x≦20\le x\le2 なら e−x≧e−2e^{-x}\ge e^{-2} なので曲線が直線の上側にある。面積は ∫02(xe−x−e−2x) dx=[−(x+1)e−x]02−2e−2=1−5e−2.\displaystyle \int_0^2 (xe^{-x}-e^{-2}x)\,dx =\left[-(x+1)e^{-x}\right]_0^2-2e^{-2} =1-5e^{-2}.

答え

(1)(1) 0<a<10<a<1。 (2)(2) a=e−2a=e^{-2} で最小となり、hmin⁡=−e−2\displaystyle h_{\min}=-e^{-2}。 (3)(3) 面積 1−5e−21-5e^{-2}。

この問題で使う考え方

  • 交点条件による媒介変数消去
  • 導関数による最小化
  • 指数関数の定積分

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