C=y+x−1,P=y−3x2+10x+5,Q=y+x2−6x+5 とおく。展開すると CP=(y+x−1)(y−3x2+10x+5)=y2−3x2y+11xy+4y−3x3+13x2−5x−5=A, CQ=(y+x−1)(y+x2−6x+5)=y2+x2y−5xy+4y+x3−7x2+11x−5=B. よって (1) の商はそれぞれ P,Q である。
(2) さらに U=2P+Q=y−x2+2x+5 とおく。対数の定義域と単調増加性より logA>log(−B)の必要十分条件はA>0,B<0,A>−B. したがって求める条件は CP>0,CQ<0,A+B=C(P+Q)=2CU>0 である。
まず C>0 の場合は P>0, Q<0, U>0。これは y>1−x,y<−x2+6x−5,y>x2−2x−5 を意味する。上側の曲線 y=−x2+6x−5 が下側の直線・放物線より上にあるための二つの不等式を調べると、 −x2+6x−5>1−xの必要十分条件は1<x<6, −x2+6x−5>x2−2x−5の必要十分条件は0<x<4 である。両方を満たす条件は 1<x<4 となる。この範囲で上記の y の条件を満たせば P=2U−Q>0 も成り立つ。よってこの場合の領域は 1<x<4,max(1−x,x2−2x−5)<y<−x2+6x−5.
次に C<0 の場合は P<0, Q>0, U<0。よって y<1−x,y>−x2+6x−5,y<x2−2x−5. これらの上下関係を表す二つの不等式を調べると、 −x2+6x−5<1−xの必要十分条件はx<1 または x>6, −x2+6x−5<x2−2x−5の必要十分条件はx<0 または x>4 である。両方を満たす条件は x<0 または x>6 となる。この範囲で条件を満たせば P=2U−Q<0 も成り立つ。したがってこの場合の領域は x<0 または x>6,−x2+6x−5<y<min(1−x,x2−2x−5).
図示する際、前者では 1<x<3 の下側境界が直線 y=1−x、3<x<4 では放物線 y=x2−2x−5、上側境界は放物線 y=−x2+6x−5 である。後者では下側境界が同じ放物線 y=−x2+6x−5。上側境界は x<−2 と x>6 で直線 y=1−x、−2<x<0 で放物線 y=x2−2x−5 となる。すべての境界は対数の定義域または厳密不等号により含まない.
保存済みの図