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大阪医科薬科大学/2020年度/一般(前期)

大阪医科薬科大学 2020年 数学 第4問解答・解説

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1問題

大阪医科薬科大学2020年度第4問

a,b,ca,b,c はいずれも正の有理数とする。

(1) a+b\sqrt{a}+\sqrt{b} が有理数ならば,a\sqrt{a} も b\sqrt{b} も有理数であることを示せ。

(2) a+b+c\sqrt{a}+\sqrt{b}+\sqrt{c} が有理数ならば,a,b,c\sqrt{a},\sqrt{b},\sqrt{c} のいずれも有理数であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

根号の和と差を有理数にする等式を作り、(1)を二回適用して結論を得た。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)a,b∈Q.(1)\quad \sqrt a,\sqrt b\in\mathbb Q.
    (2)a,b,c∈Q.(2)\quad \sqrt a,\sqrt b,\sqrt c\in\mathbb Q.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) r=a+br=\sqrt a+\sqrt b とおくと、仮定より rr は正の有理数である。また a−b=a−ba+b=a−br\displaystyle \sqrt a-\sqrt b=\frac{a-b}{\sqrt a+\sqrt b}=\frac{a-b}{r} は有理数である。和 a+b\sqrt a+\sqrt b と差 a−b\sqrt a-\sqrt b がともに有理数だから、その半和・半差である a,b\sqrt a,\sqrt b も有理数である。

(2) r=a+b+cr=\sqrt a+\sqrt b+\sqrt c とおく。仮定より rr は正の有理数であり、 a+b+2ab=(a+b)2=(r−c)2=r2+c−2rca+b+2\sqrt{ab}=(\sqrt a+\sqrt b)^2=(r-\sqrt c)^2 =r^2+c-2r\sqrt c だから rc+ab=r2+c−a−b2(有理数).\displaystyle r\sqrt c+\sqrt{ab}=\frac{r^2+c-a-b}{2}\quad\text{(有理数)}. ここで rc=r2cr\sqrt c=\sqrt{r^2c} であり、r2cr^2c と abab は正の有理数である。(1)を r2c+ab\sqrt{r^2c}+\sqrt{ab} に適用すると rcr\sqrt c は有理数となる。rr は正の有理数なので c\sqrt c も有理数である。すると a+b=r−c\sqrt a+\sqrt b=r-\sqrt c は有理数だから、再び (1) を適用して a,b\sqrt a,\sqrt b も有理数となる。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数

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