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大阪大学/2000年度/前期

大阪大学 2000年 数学 第1問解答・解説

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1問題

大阪大学2000年度第1問

a>b>0a>b>0 とする。円 x2+y2=a2x^2+y^2=a^2 上の点 (b,a2−b2)\left(b,\sqrt{a^2-b^2}\right) における接線と xx 軸との交点を PP とする。また、円の外部の点 (b,c)(b,c) からこの円に2本の接線を引き、接点を Q,RQ,R とする。このとき、2点 Q,RQ,R を通る直線は PP を通ることを示せ。(配点率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • QR:bx+cy=a2QR: bx+cy=a^2。P=(a2b,0)\displaystyle P=\left(\frac{a^2}{b},0\right) なので PP は QRQR 上にある。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

半径 aa の円 x2+y2=a2x^2+y^2=a^2 上の点 U=(u,v)U=(u,v) では u2+v2=a2u^2+v^2=a^2 である。半径 OUOU と接線は垂直なので、UU における接線は u(x−u)+v(y−v)=0,u(x-u)+v(y-v)=0, すなわち ux+vy=a2ux+vy=a^2 と表せる。

円外の点を X=(b,c)X=(b,c) とし、そこから引いた接線の接点を Q=(u1,v1)Q=(u_1,v_1)、R=(u2,v2)R=(u_2,v_2) とする。XX は両接線上にあるから bu1+cv1=a2,bu2+cv2=a2.bu_1+cv_1=a^2,\qquad bu_2+cv_2=a^2. したがって Q,RQ,R はともに直線 bx+cy=a2bx+cy=a^2 上にある。2本の接線の接点 Q,RQ,R は異なるので、これが直線 QRQR である。

次に、T=(b,a2−b2)T=(b,\sqrt{a^2-b^2}) における接線は bx+a2−b2 y=a2.bx+\sqrt{a^2-b^2}\,y=a^2. これと xx 軸(y=0y=0)との交点は、b>0b>0 より P=(a2b,0).\displaystyle P=\left(\frac{a^2}{b},0\right). この点を直線 bx+cy=a2bx+cy=a^2 に代入すると b⋅a2b+c⋅0=a2\displaystyle b\cdot\frac{a^2}{b}+c\cdot0=a^2 が成り立つ。ゆえに PP は QRQR 上にあり、求める結論を得る。

半径aaの円の点 U=(u,v)U=(u,v)(u2+v2=a2u^2+v^2=a^2)での接線は u(x−u)+v(y−v)=0u(x-u)+v(y-v)=0、すなわち ux+vy=a2ux+vy=a^2。外部点 X=(b,c)X=(b,c) は Q,RQ,R それぞれでの接線上にあるから、Q,RQ,R はいずれも bx+cy=a2bx+cy=a^2 を満たす。Q,RQ,R は異なるので QRQR はこの直線。指定点 T=(b,a2−b2)T=(b,\sqrt{a^2-b^2}) での接線は bx+a2−b2 y=a2bx+\sqrt{a^2-b^2}\,y=a^2。x軸との交点は P=(a2b,0)\displaystyle P=\left(\frac{a^2}{b},0\right)。これは bx+cy=a2bx+cy=a^2 を満たすので PP は直線 QRQR 上にある。

この問題で使う考え方

  • 半径と接線の垂直条件
  • 円上の点における接線の方程式
  • 接点が共有する直線への代入

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