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大阪大学/2000年度/前期

大阪大学 2000年 数学 第2問解答・解説

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1問題

大阪大学2000年度第2問

xyxy 平面上の16個の点からなる集合 {(x,y)∣x=0,1,2,3, y=0,1,2,3}\{(x,y)\mid x=0,1,2,3,\ y=0,1,2,3\} を考える。この集合から異なる3点を無作為に選ぶ試行において、次の事象の起こる確率を求めよ。 「選んだ3点が三角形の頂点となり、その三角形の面積は 92\displaystyle \frac{9}{2} である」 (配点率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 3140\displaystyle \frac{3}{140}\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

全ての3点の選び方は (163)=560\displaystyle \binom{16}{3}=560 通りである。

選んだ3点を Pi=(xi,yi)P_i=(x_i,y_i) とし、y1≦y2≦y3y_1\le y_2\le y_3 となるように並べる。u=y2−y1u=y_2-y_1、v=y3−y2v=y_3-y_2 とおき、三角形の符号付き面積の2倍を DD とすると D=(x2−x1)(y3−y1)−(x3−x1)(y2−y1)=x2(u+v)−x1v−x3u.\begin{aligned} D &=(x_2-x_1)(y_3-y_1)-(x_3-x_1)(y_2-y_1)\\ &=x_2(u+v)-x_1v-x_3u. \end{aligned} 格子点の横座標は 0≦xi≦30\le x_i\le3 なので −3(u+v)≦D≦3(u+v).-3(u+v)\le D\le3(u+v). また u+v=y3−y1≦3u+v=y_3-y_1\le3。よって ∣D∣≦9|D|\le9 であり、面積は最大でも 92\displaystyle \frac92 である。

面積が 92\displaystyle \frac92 となるには、これらの不等式すべてで等号となる必要がある。したがって y1=0y_1=0、y3=3y_3=3 であり、D=9D=9 の場合は x2=3x_2=3 かつ x1v+x3u=0x_1v+x_3u=0、D=−9D=-9 の場合は x2=0x_2=0 かつ x1v+x3u=3(u+v)x_1v+x_3u=3(u+v) となる。いずれの場合も、選んだ3点は正方形のある一辺の両端の格子点(その辺の2頂点)と、反対側の辺上の格子点である。逆に、その形の3点は底辺3、高さ3の三角形となり、面積は 92\displaystyle \frac92。従ってこの形だけを数えればよい。

正方形の4辺それぞれについて、反対側の辺上には格子点が4個あるので、まず 4⋅4=164\cdot4=16 通り。ただし正方形の頂点3個からなる三角形は、隣り合う2辺を底辺として2回ずつ数えた。そうした三角形は4個なので、重複を1回ずつ除くと該当する選び方は 16−4=1216-4=12 通り。求める確率は 12(163)=12560=3140.\displaystyle \boxed{\frac{12}{\binom{16}{3}}=\frac{12}{560}=\frac{3}{140}}.

格子点3つの面積の2倍を座標で評価し、最大値9の等号条件を分類する。該当する三角形は12個、全選び方は560通り。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 座標と行列式型の面積式
  • 等号条件の分類
  • 重複を除く数え上げ

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