大阪大学/2001年度/前期
大阪大学 2001年 数学 第2問解答・解説
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1問題
とおく。曲線 に点 から接線がただ1つ引けるとし,しかもその接線はただ1点でこの曲線に接するとする。このときの の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
接点のx座標tで接線の切片を表し、切片関数の増減で接点候補を数える。複数の接点が同一接線に重なる場合を四次式の係数比較で判定し、最後に候補直線の交点重複度を確認する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
接点の 座標を とする。接線の傾きは であり、その 切片は だから、 を満たす。 増減より、 は で から まで増加し、 で から まで減少する。また の最大値は で、これをとるのは のみである。したがって では接線はなく、 のとき接点の候補は だけである。さらに なら、 に を満たす がある。 なら にもあり、 なら があり、 なら にもあるので、いずれも異なる接点候補が少なくとも二つある。
ただし、異なる接点が同じ接線上にある可能性を調べる。点 を通る傾き の直線に対し、交点の方程式は である。異なる二点 で同じ直線が接するなら、この四次式は に等しい。係数比較から , , を得る。この例外では実際に となる。右辺の二次式の判別式は なので、異なる二つの実数解をもつ。よってこのとき唯一の接線があるとしても二点で接する。したがって条件を満たすのは のみである。
のとき で、, より接線は 。この直線との交点は であり、重解は だけである。 は単純交点なので接点ではない。ゆえにこの直線はただ一点 で曲線に接し、求める値は である。
この問題で使う考え方
- 多項式の導関数
- 導関数と増減
- 接線の方程式
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