本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

大阪大学/2004年度/前期

大阪大学 2004年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

大阪大学2004年度第2問

素数 p,qp,q に対して an=pn−4(−q)n(n=1,2,3,…)a_n=p^n-4(-q)^n\quad(n=1,2,3,\ldots) によって整数 ana_n を定める。ただし、p>2qp>2q とする。

(1) a1a_1 と a2a_2 が1より大きい公約数 mm をもつならば、m=3m=3 であることを示せ。

(2) ana_n がすべて3の倍数であるような p,qp,q のうちで、積 pqpq が最小となるものを求めよ。(配点率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    m=3m=3
  • (2)
    (p,q)=(7,2),minimumpq=14(p,q)=(7,2), minimum pq=14

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)

p>2q≧4p>2q\ge4 だから pp は奇素数であり,p≠qp\ne q。したがって gcd⁡(p,q)=1\gcd(p,q)=1 である。与式から a1=p+4q,a2=p2−4q2.a_1=p+4q,\qquad a_2=p^2-4q^2. m∣a1m\mid a_1 かつ m∣a2m\mid a_2 と仮定する。q∤a1q\nmid a_1 なので gcd⁡(m,q)=1\gcd(m,q)=1 である。また p≡−4q(modm)p\equiv-4q\pmod m より 0≡a2=p2−4q2≡16q2−4q2=12q2(modm).0\equiv a_2=p^2-4q^2\equiv16q^2-4q^2=12q^2\pmod m. よって m∣12q2m\mid12q^2 であり,gcd⁡(m,q)=1\gcd(m,q)=1 から m∣12m\mid12。さらに a1=p+4qa_1=p+4q は奇数なので mm も奇数である。m>1m>1 かつ m∣12m\mid12 より m=3m=3。

(2)

n=1n=1 のとき a1=p+4q≡p+q(mod3)a_1=p+4q\equiv p+q\pmod3 だから,すべての ana_n が 33 の倍数ならば p≡−q(mod3)p\equiv-q\pmod3 である。逆にこの合同式が成り立てば,任意の n≧1n\ge1 に対して an=pn−4(−q)n≡pn−(−q)n≡0(mod3),a_n=p^n-4(-q)^n\equiv p^n-(-q)^n\equiv0\pmod3, したがって条件は p≡−q(mod3)p\equiv-q\pmod3 と同値である。

q=2q=2 のとき p>4p>4 かつ p≡1(mod3)p\equiv1\pmod3 なので,最小の可能な素数は p=7p=7 であり,積は 1414。一方,q≧3q\ge3 なら pq>2q2≧18>14.pq>2q^2\ge18>14. (p,q)=(7,2)(p,q)=(7,2) は p>2qp>2q と p≡−q(mod3)p\equiv-q\pmod3 を満たすので,求める最小値は pq=14.pq=14.

この問題で使う考え方

  • 素数の大小と互いに素
  • 約数と整除性
  • 合同式(法 m、法3)
  • 素数の最小候補比較

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。