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大阪大学/2006年度/前期

大阪大学 2006年 数学 第5問解答・解説

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1問題

大阪大学2006年度第5問

一辺の長さが 11 の正方形 ABCDABCD の辺 BCBC、CDCD、DADA、ABAB 上に、それぞれ点 PP、QQ、RR、SS を ∠APB=∠QPC,∠PQC=∠RQD,∠QRD=∠SRA\angle\mathrm{APB}=\angle\mathrm{QPC},\qquad \angle\mathrm{PQC}=\angle\mathrm{RQD},\qquad \angle\mathrm{QRD}=\angle\mathrm{SRA} となるようにとる。ただし、点 P,Q,R,SP,Q,R,S は、どれも正方形 ABCDABCD の頂点とは一致しないものとする。以下の問いに答えよ。

(1) 線分 BPBP の長さ tt のとりうる値の範囲を求めよ。

(2) 直線 APAP と直線 RSRS の交点を TT とする。四角形 PQRTPQRT の面積を線分 BPBP の長さ tt についての関数と考えて f(t)f(t) で表す。f(t)f(t) の最大値を求めよ。

(配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 2/3<t<1\quad 2/3<t<1\quad 。 (2) 面積最大値 6−42\quad 6-4\sqrt2\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

P=(1,t),Q=(u,1),R=(0,v),S=(w,0)P=(1,t),Q=(u,1),R=(0,v),S=(w,0) と置き、正方形の各頂点を A=(0,0),B=(1,0),C=(1,1),D=(0,1)A=(0,0),B=(1,0),C=(1,1),D=(0,1) とする。角はすべて鋭角なので正接を等置できる。 tan⁡∠APB=1/t,tan⁡∠QPC=(1−u)/(1−t)\tan\angle APB=1/t,\quad \tan\angle QPC=(1-u)/(1-t) より u=2−1/tu=2-1/t、従って 1/2<t<11/2<t<1。次の角条件から (1−t)/(1−u)=(1−v)/u(1-t)/(1-u)=(1-v)/u なので v=1−tu=2(1−t)v=1-tu=2(1-t)。最後の条件より u/(1−v)=w/vu/(1-v)=w/v、従って w=v/t=2(1−t)/tw=v/t=2(1-t)/t。0<w<10<w<1 を加えると 2/3<t<12/3<t<1。 直線 APAP と直線 RSRS の交点を TT、直線 APAP と直線 y=vy=v の交点を EE、直線 QRQR と直線 y=ty=t の交点を FF とすると T=((1−t)/t,1−t),E=(w,v),F=(1−w,t)T=((1-t)/t,1-t), E=(w,v), F=(1-w,t)。三角形TRE、平行四辺形REPF、三角形FQPに分ければ f(t)=area⁡(PQRT)=w(2t−1)=6−4t−2/t.f(t)=\operatorname{area}(PQRT)=w(2t-1)=6-4t-2/t. 4t+2/t≧424t+2/t\ge4\sqrt2(等号は t=1/2t=1/\sqrt2 のとき成立し、2/3<1/2<12/3<1/\sqrt2<1)なので最大値は 6−426-4\sqrt2。

この問題で使う考え方

  • 座標化と正接
  • 角条件の逐次消去
  • 面積分解と相加相乗型評価

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