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大阪大学/2009年度/前期

大阪大学 2009年 数学 第3問解答・解説

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1問題

大阪大学2009年度第3問

α\alpha を2次方程式 x2−2x−1=0x^{2}-2x-1=0 の解とするとき,(a+5α)(b+5cα)=1(a+5\alpha)(b+5c\alpha)=1 をみたす整数の組 (a,b,c)(a,b,c) をすべて求めよ。ただし,必要ならば 2\sqrt{2} が無理数であることは証明せずに用いてよい。  (配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

α2=2α+1,α=1±2\alpha^2=2\alpha+1,\qquad \alpha=1\pm\sqrt2 であり、α\alpha は無理数である。α2=2α+1\alpha^2=2\alpha+1 を用いて左辺を整理すると、 (a+5α)(b+5cα)=ab+5(ac+b)α+25cα2=ab+25c+5(ac+b+10c)α.\begin{aligned} (a+5\alpha)(b+5c\alpha) &=ab+5(ac+b)\alpha+25c\alpha^2\\ &=ab+25c+5(ac+b+10c)\alpha. \end{aligned} したがって、これが 1 に等しいための条件は ab+25c=1,ac+b+10c=0ab+25c=1,\qquad ac+b+10c=0 である。第2式から b=−c(a+10)b=-c(a+10) なので、第1式に代入して c(25−a2−10a)=c{50−(a+5)2}=1c(25-a^2-10a)=c\{50-(a+5)^2\}=1 を得る。左辺の各因子は整数だから、c=1c=1 または c=−1c=-1 である。 c=1:50−(a+5)2=1,  (a+5)2=49,  a=2 または a=−12,c=−1:50−(a+5)2=−1,  (a+5)2=51.\begin{array}{ll} c=1:&50-(a+5)^2=1,\ \ (a+5)^2=49,\ \ a=2\ \text{または}\ a=-12,\\ c=-1:&50-(a+5)^2=-1,\ \ (a+5)^2=51. \end{array} 後者は 72<51<827^2<51<8^2 より整数 a をもたない。c=1c=1 のとき b=−(a+10)b=-(a+10) だから、得られる組は (a,b,c)=(2,−12,1),(−12,2,1).(a,b,c)=(2,-12,1),\quad(-12,2,1). この2組ではそれぞれ ab+25c=1ab+25c=1 かつ ac+b+10c=0ac+b+10c=0 となるので、元の式を満たす。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 二次方程式とグラフ
  • 約数・倍数

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