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大阪大学/2014年度/前期

大阪大学 2014年 数学 第3問解答・解説

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1問題

大阪大学2014年度第3問

∑n=1400001n\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{40000}\frac{1}{\sqrt{n}} の整数部分を求めよ。

(配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 398

3解答

解答を見る途中式つきの解答

S=∑n=1400001n\displaystyle S=\displaystyle\sum\limits _{n=1}^{40000}\frac1{\sqrt n} とおく。

まず n≧1n\ge1 では、分母の大小を比べて有理化すると 2(n+1−n)=2n+1+n<1n\displaystyle 2(\sqrt{n+1}-\sqrt n) =\frac{2}{\sqrt{n+1}+\sqrt n} <\frac1{\sqrt n} となる。これを n=1n=1 から 4000040000 まで加えると、平方根の差が望遠和になるから S>2∑n=140000(n+1−n)=2(40001−1)>398,\displaystyle S>2\sum\limits _{n=1}^{40000}(\sqrt{n+1}-\sqrt n) =2(\sqrt{40001}-1)>398, 最後の不等号は 40001>200240001>200^2 による。

次に n≧2n\ge2 では同様に 1n<2n+n−1=2(n−n−1).\displaystyle \frac1{\sqrt n} <\frac{2}{\sqrt n+\sqrt{n-1}} =2(\sqrt n-\sqrt{n-1}). したがって、最初の項を分けて足し合わせると S=1+∑n=2400001n<1+2∑n=240000(n−n−1)=1+2(200−1)=399.\displaystyle S=1+\sum\limits _{n=2}^{40000}\frac1{\sqrt n} <1+2\sum\limits _{n=2}^{40000}(\sqrt n-\sqrt{n-1}) =1+2(200-1)=399. 以上より 398<S<399398<S<399 である。よって SS の整数部分は 398\boxed{398}。

この問題で使う考え方

  • 平方根の有理化と実数の大小比較(HS_I_REAL)
  • 不等式の項別比較(HS_II_INEQ_PROOF)
  • 総和記号と望遠和(HS_B_SIGMA)

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