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大阪大学/2018年度/前期

大阪大学 2018年 数学 第1問解答・解説

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1問題

大阪大学2018年度第1問

次の問いに答えよ。

(1) x>0x>0 の範囲で不等式 x−x22<log⁡(1+x)<x1+x\displaystyle x-\frac{x^{2}}{2}<\log(1+x)<\frac{x}{\sqrt{1+x}} が成り立つことを示せ。

(2) xx が x>0x>0 の範囲を動くとき、y=1log⁡(1+x)−1x\displaystyle y=\frac{1}{\log(1+x)}-\frac{1}{x} のとりうる値の範囲を求めよ。

(配点率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) x−x22<log⁡(1+x)<x1+x\displaystyle x-\frac{x^2}{2}<\log(1+x)<\frac{x}{\sqrt{1+x}}。(2) y の値域は 0<y<12\displaystyle 0<y<\frac12。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) u=log⁡(1+x)−x+x22\displaystyle u=\log(1+x)-x+\frac{x^2}{2} とおくと u(0)=0u(0)=0,u′(x)=x21+x>0\displaystyle u'(x)=\frac{x^2}{1+x}>0 なので下側の不等式。v=x1+x−log⁡(1+x)\displaystyle v=\frac{x}{\sqrt{1+x}}-\log(1+x) とおくと v(0)=0v(0)=0、v′(x)=(1+x−1)22(1+x)3/2>0\displaystyle v'(x)=\frac{(\sqrt{1+x}-1)^2}{2(1+x)^{3/2}}>0 なので上側。(2) log⁡(1+x)<x1+x<x\displaystyle \log(1+x)<\frac{x}{\sqrt{1+x}}<x より y>0y>0。微分すると y′=1x2−1(1+x){log⁡(1+x)}2<0\displaystyle y'=\frac1{x^2}-\frac1{(1+x)\{\log(1+x)\}^2}<0。最後の不等号は(1)の上側から従う。0<x<20<x<2では(1)を用いて 11+x+1<y<12−x\displaystyle \frac1{\sqrt{1+x}+1}<y<\frac1{2-x}。両端の極限から x→0+x\to0+ で y→12\displaystyle y\to\frac12。x→∞x\to\inftyでは両項が0に近づくので y→0y\to0。yは連続で、xが大きくなると値が必ず小さくなり、両端値は取られないから値域は 0<y<1/20<y<1/2。

この問題で使う考え方

  • 導関数の符号
  • はさみうち
  • 単調性

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