本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

大阪大学/2020年度/前期

大阪大学 2020年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

大阪大学2020年度第1問

関数f(x)=(x+1)1x+1(x≧0)\displaystyle f(x)=(x+1)^{\frac{1}{x+1}}\quad(x\geq 0)について,以下の問いに答えよ。

(1) f(x)f(x)の最大値を求めよ。

(2) f(x)f(x)とその導関数の極限lim⁡x→∞f(x),lim⁡x→∞f′(x)\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}f(x),\qquad \lim\limits _{x\to\infty}f^{\prime}(x)をそれぞれ求めよ。ただし,lim⁡x→∞log⁡xx=0\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}\frac{\log x}{x}=0であることを用いてもよい。

(3) y=f(x)y=f(x)のグラフの概形をかけ。ただし,グラフの凹凸を調べる必要はない。(配点率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 最大値
    e1/ee^{1/e}, attained at x=e−1x=e-1
  • fの極限値
    1
  • 導関数の極限値
    0
  • グラフ
    x=0x=0でf=1f=1から増加し、(e−1,e1/e)(e-1,e^{1/e})で最大となった後に減少し、y=1y=1へ上側から近づく。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

t=x+1t=x+1 (t≧1)(t\geq1) とおくと、f(x)=exp⁡(log⁡tt)\displaystyle f(x)=\exp\left(\frac{\log t}{t}\right) である。指数の微分は 1−log⁡tt2\displaystyle \frac{1-\log t}{t^2} だから、f′(x)=f(x)1−log⁡tt2\displaystyle f'(x)=f(x)\frac{1-\log t}{t^2}。f(x)>0f(x)>0 より、f′ はf'\text{ は} 1≦t<e1\leq t<e で正、t=e で 0t=e\text{ で }0、t>et>e で負となる。従って最大値は t=et=e、すなわち x=e−1x=e-1 のときの f(e−1)=e1/ef(e-1)=e^{1/e}。また t→∞t\to\infty で log⁡tt→0\displaystyle \frac{\log t}{t}\to0 なので f(x)→1f(x)\to1。さらに f′(x)=f(x)1−log⁡tt2\displaystyle f'(x)=f(x)\frac{1-\log t}{t^2} で、f(x)→1f(x)\to1 かつ 1−log⁡tt2→0\displaystyle \frac{1-\log t}{t^2}\to0 より f′(x)→0f'(x)\to0。グラフは (0,1)(0,1) から増加し、(e−1,e1/e)(e-1,e^{1/e}) を頂点として減少する。有限の t≧1\text{有限の }t\geq1 では log⁡tt≧0\displaystyle \frac{\log t}{t}\geq0 なので、右側から水平漸近線 y=1y=1 に近づく。

この問題で使う考え方

  • 対数をとって指数関数を微分
  • 導関数の符号による最大値判定
  • 極限の基本形への帰着

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。