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信州大学/2002年度

信州大学 2002年 数学 第4問解答・解説

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1問題

信州大学2002年度第4問

曲線C: y=sin^2 x (0≦x≦π)上の2点A,Bを結ぶ線分ABの中点の座標が(3/8 π,3/4)であるとする。

(1) 2点A,Bのx座標を求めよ。

(2) 曲線Cと線分ABで囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)xA,xB=π/4,π/2(1) {x_A,x_B}={π/4,π/2}。 (2) (4−π)/16。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) xA=α, xB=βx_A=\alpha,\ x_B=\beta とおく。中点条件から α+β=3π4,sin⁡2α+sin⁡2β=32.\displaystyle \alpha+\beta=\frac{3\pi}{4},\qquad \sin^2\alpha+\sin^2\beta=\frac32. 恒等式 sin⁡2α+sin⁡2β=1−cos⁡(α+β)cos⁡(α−β)\sin^2\alpha+\sin^2\beta=1-\cos(\alpha+\beta)\cos(\alpha-\beta) を用いると 32=1+22cos⁡(α−β),cos⁡(α−β)=12.\displaystyle \frac32=1+\frac{\sqrt2}{2}\cos(\alpha-\beta),\qquad \cos(\alpha-\beta)=\frac1{\sqrt2}. 0≦∣α−β∣≦α+β=3π/40\le |\alpha-\beta|\le\alpha+\beta=3\pi/4 より ∣α−β∣=π/4|\alpha-\beta|=\pi/4。したがって {α,β}={12(3π4−π4),12(3π4+π4)}={π4,π2}.\displaystyle \{\alpha,\beta\}=\left\{\frac12\left(\frac{3\pi}{4}-\frac\pi4\right),\frac12\left(\frac{3\pi}{4}+\frac\pi4\right)\right\}=\left\{\frac\pi4,\frac\pi2\right\}.

(2) 曲線上の点は (π/4,1/2),(π/2,1)(\pi/4,1/2),(\pi/2,1) で、線分 ABAB の直線は y=2x/πy=2x/\pi。 (sin⁡2x)′′=2cos⁡2x<0(π/4<x<π/2)(\sin^2x)''=2\cos2x<0\qquad(\pi/4<x<\pi/2) より、この区間で曲線は弦より上にある。したがって面積は S=∫π/4π/2(sin⁡2x−2xπ)dx=[x2−sin⁡2x4−x2π]π/4π/2.\displaystyle S=\int_{\pi/4}^{\pi/2}\left(\sin^2x-\frac{2x}{\pi}\right)dx=\left[\frac{x}{2}-\frac{\sin2x}{4}-\frac{x^2}{\pi}\right]_{\pi/4}^{\pi/2}. 原始関数の値は x=π/2x=\pi/2 で0、x=π/4x=\pi/4 で π/16−1/4\pi/16-1/4 だから、 S=14−π16=4−π16.\displaystyle S=\frac14-\frac\pi{16}=\frac{4-\pi}{16}.

この問題で使う考え方

  • 三角関数の和積恒等式
  • 凹凸と弦の位置関係
  • 定積分による面積

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