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信州大学/2009年度

信州大学 2009年 数学 第7問解答・解説

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1問題

信州大学2009年度第7問

曲線 y = √(2x - x^2) (1 < x < 2) の上の点 P における接線が, x軸と交わる点を A, y軸と交わる点を B とする。また, 原点を O とする。

(1) 点 P がこの曲線上を動くとき,線分 AB の長さの2乗の最小値を求めよ。

(2) 点 P がこの曲線上を動くとき,△OAB の面積の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解答 P=(1+t,s)P=(1+t,s)(0<t<10<t<1),s=1−t2>0s=\sqrt{1-t^2}>0 とおく。曲線は中心 (1,0)(1,0),半径 11 の円なので,PP における接線は t(x−1)+sy=1t(x-1)+sy=1 である。したがって A=(1+1/t,0),B=(0,(1+t)/s).A=(1+1/t,0),\qquad B=(0,(1+t)/s). よって ∣AB∣2=(1+1/t)2+((1+t)/s)2=(1+t)2t2s2=1+tt2(1−t)=:F(t).\displaystyle |AB|^2=(1+1/t)^2+((1+t)/s)^2=\frac{(1+t)^2}{t^2s^2}=\frac{1+t}{t^2(1-t)}=:F(t). F′(t)=2(t2+t−1)t3(1−t)2.\displaystyle F'(t)=\frac{2(t^2+t-1)}{t^3(1-t)^2}. 分母は正であり,分子は t0=(5−1)/2t_0=(\sqrt5-1)/2 で負から正に変わる。また F(t)F(t) は t→0+t\to0+ および t→1−t\to1- で +∞+\infty となる。したがって最小値は t0t_0 でとる。t02=1−t0t_0^2=1-t_0,1+t0=1/t01+t_0=1/t_0 より F(t0)=t0−5=(1+52)5=11+552.\displaystyle F(t_0)=t_0^{-5}=\left(\frac{1+\sqrt5}{2}\right)^5=\frac{11+5\sqrt5}{2}.

一方,三角形の面積を S(t)S(t) とすると S(t)=12 OA⋅OB=(1+t)22t1−t2.\displaystyle S(t)=\frac12\,OA\cdot OB=\frac{(1+t)^2}{2t\sqrt{1-t^2}}. 積・商・合成関数の微分により S′(t)S(t)=21+t−1t+t1−t2=2t−1t(1−t2).\displaystyle \frac{S'(t)}{S(t)}=\frac2{1+t}-\frac1t+\frac{t}{1-t^2}=\frac{2t-1}{t(1-t^2)}. S(t)>0S(t)>0 かつ t(1−t2)>0t(1-t^2)>0 で,S(t)S(t) は t<1/2t<1/2 で減少,t>1/2t>1/2 で増加する。また両端で +∞+\infty に発散するので,最小値は t=1/2t=1/2 のときであり S(1/2)=(3/2)23/2=332.\displaystyle S(1/2)=\frac{(3/2)^2}{\sqrt3/2}=\frac{3\sqrt3}{2}.

この問題で使う考え方

  • 円の接線方程式
  • 軸との交点
  • 微分による最小化

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