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信州大学/2014年度

信州大学 2014年 数学 第7問解答・解説

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1問題

信州大学2014年度第7問

すべての実数 x, y に対して不等式 1/(1 + x^2 + (y − x)^2) ≦ a/(1 + x^2 + y^2) が成り立つとき,a の値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解説

両分母は常に正なので、両辺を掛けても不等号の向きは変わりません。差を取ると、a−1a-1 と二次式 (2a−1)x2−2axy+(a−1)y2(2a-1)x^2-2axy+(a-1)y^2 の和になります。x=y=0x=y=0 を代入して a≧1a\ge1 が必要です。この範囲では 2a−1>02a-1>0 なので、二次式を xx について平方完成できます。残る y2y^2 の係数は (a2−3a+1)/(2a−1)(a^2-3a+1)/(2a-1) です。

従って全ての x,yx,y で非負となる条件は a2−3a+1≧0a^2-3a+1\ge0 です。二次方程式の根は (3±5)/2(3\pm\sqrt5)/2 であり、a≧1a\ge1 と合わせれば大きい方の根以上となります。大きい方の根では平方項の残りが0でも、全体は非負なので端点を含みます。

原文は固定された2014年PDFの14ページで確認し、OCR本文と照合しました。凍結run manifestと親提示input hashが一致し、PDF・OCR hashも照合済みです。条件不足はありません。独立V確認前の作者答案です。

必要性も確認できます。a2−3a+1<0a^2-3a+1<0 なら x=ay/(2a−1)x=ay/(2a-1) を選ぶと平方項が消え、残るy2y^2係数が負なので、十分大きい∣y∣|y|で元の不等式が破れます。係数が0以上の場合は平方項・定数項とも非負です。

この問題で使う考え方

  • 正の分母を払う
  • 平方完成
  • 二次方程式の解

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