まずz=0なら3点は一直線上にある。z=0なら、O,A,Bが同一直線上にある必要十分条件はz2/z=zが実数となることである。よってz が実数であることが必要十分条件。
次に r=∣z∣ とおくと、三辺の長さは OA=r,OB=r2,AB=∣z2−z∣=r∣z−1∣ である。二等辺三角形では三組の辺のいずれかが等しい。OA=OB から r=1(r=0 は三角形にならない)を得る。円 ∣z∣=1 上で3点が一直線となるのは実数点 z=1,−1 なので、該当部分は ∣z∣=1, z=±1 である。
OA=AB は r=0 または ∣z−1∣=1 と同値である。後者の円上で z=0 は点が一致し、z=2 は3点が一直線上にあるため、残る部分は ∣z−1∣=1, z=0,2 である。
OB=AB は r=0 または ∣z∣=∣z−1∣ と同値である。後者は Rez=21 と同値で、この直線上で退化する点は z=21 のみである。よって求める軌跡は、次のいずれかの条件を満たす点全体である。 ∣z∣=1, z=±1,または∣z−1∣=1, z=0,2,またはRez=21, z=21
(3) z=reiθ(r>0)とする。θ=0 では三点が一直線上にあるから、三角形となるのは 0<θ≦3π の場合である。二等辺となる条件から半径は r=1,r=2cosθ,r=2cosθ1 のいずれかである。OA と OB のなす角は θ なので、面積 K は K=21r⋅r2sinθ=21r3sinθ. 三つの枝についてそれぞれ K1=21sinθ,K2=4cos3θsinθ,K3=16cos3θsinθ となる。K1 は増加し、最大値は θ=3π で 43 である。また K2′=4cos2θ(cos2θ−3sin2θ) より、K2 は θ=6π まで増加し、その後減少する。したがって最大値は K2(6π)=433 である。さらに K3′=16cos4θcos2θ+3sin2θ>0 なので、K3 の最大値は θ=3π で 43 である。以上から全体の最大値は 433。このとき r=2cos6π=3 であり、 z=3eiπ/6=23+23i.
二つの円と直線の合併。ただし実軸上の白丸の点はすべて除く。