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東京大学/2002年度

東京大学 2002年 数学 第5問解答・解説

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1問題

東京大学2002年度第5問

Oを原点とするxyz空間に点 P_k(k/n, 1 − k/n, 0), k = 0, 1, …, n, をとる。また、z軸上 z ≧ 0 の部分に、点Q_kを線分P_kQ_kの長さが1になるようにとる。三角錐 OP_kP_{k+1}Q_k の体積を V_k とおいて、極限 lim_{n→∞} Σ_{k=0}^{n−1} V_k を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 極限値
    pi*sqrt(2)/48

3解答

解答を見る途中式つきの解答

t=k/n, Qk=(0,0,zk)t=k/n,\ Q_k=(0,0,z_k) とする。zk≧0z_k\ge0 と ∣PkQk∣=1|P_kQ_k|=1 より t2+(1−t)2+zk2=1,zk=2t(1−t).t^2+(1-t)^2+z_k^2=1,\qquad z_k=\sqrt{2t(1-t)}. PkPk+1P_kP_{k+1} は直線 x+y=1x+y=1 上で長さ 2/n\sqrt2/n、 原点とこの直線の距離は 1/21/\sqrt2。従って △OPkPk+1\triangle OP_kP_{k+1} の面積は 1/(2n)1/(2n)。 これを底面とする三角錐の高さは zkz_k だから Vk=16n2kn(1−kn).\displaystyle V_k=\frac1{6n}\sqrt{2\frac{k}{n}\left(1-\frac{k}{n}\right)}. 連続関数のリーマン和を用いて lim⁡n→∞∑k=0n−1Vk=16∫012x(1−x) dx.\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}\sum\limits _{k=0}^{n-1}V_k =\frac16\int_0^1\sqrt{2x(1-x)}\,dx. u=x−12\displaystyle u=x-\frac12 とおけば ∫012x(1−x) dx=2∫−1/21/214−u2 du=π28,\displaystyle \int_0^1\sqrt{2x(1-x)}\,dx =\sqrt2\int_{-1/2}^{1/2}\sqrt{\frac14-u^2}\,du =\frac{\pi\sqrt2}{8}, 最後の積分は半径 1/21/2 の半円の面積である。従って極限は π2/48\pi\sqrt2/48。

この問題で使う考え方

  • 距離公式
  • 三角形の面積
  • リーマン和
  • 半円面積

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