直交座標 u=2x+y,v=2x−y を用いる。このとき正方形 S は ∣u∣+∣v∣≦2 と表せる。直線 BD は v=0、直線 AC は u=0 なので、回転後の立体は V1: ∣u∣+v2+z2≦2,V2: ∣v∣+u2+z2≦2 である。
(1) x=t とすると u=(t+y)/2, v=(t−y)/2 である。y≦−t では u≦0、y≧−t では u≧0 となる。V1 の条件をそれぞれ平方して −1≦y≦−t:−t≦y≦1:z2≦2(1+t)(1+y),z2≦2(1−t)(1−y). よって断面積は A(t)=∫−1−t22(1+t)(1+y)dy+∫−t122(1−t)(1−y)dy=342{1+t(1−t)3/2+1−t(1+t)3/2}=3821−t2.
(2) u≧v≧0, z≧0 の部分を考える。V1 の条件は z2≦R1:=(2−u)2−v2. これより u+v≦2 であり、 R1−R2=2(u−v)(u+v−2)≦0,R2:=(2−v)2−u2. したがってこの部分では V1 の条件が V2 の条件も満たし、共通部分は V1 と一致する。符号反転と u,v の交換の対称性により、全体はこの部分と合同な16個の部分に分かれる。
さらに直交座標 α=2u+v,β=2u−v をとると、この部分では 0≦β≦α≦1, z≧0 であり、 z2≦(2−u)2−v2=2(1−α)(1−β). α を固定した断面の面積は S(α)=∫0α2(1−α)(1−β)dβ=3221−α{1−(1−α)3/2}. よって1部分の体積は ∫01S(α)dα=322∫01{(1−α)1/2−(1−α)2}dα=922. したがって Vol(V1∩V2)=16⋅922=9322.